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No.16 ページ34

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F5専用ラウンジ ...




「「「キャー!!!!!!!」」」




今日は何故か一段と騒がしい、誰の事でそんなに盛り上がっているのだろう。僕はラウンジに続く階段を登っていく。




『誰か、いる?』


美「全員居るよ〜って、あれ、Aちゃん?」




あきらが言葉を詰まらせるから、僕はゆっくり首を傾げた。




類「……なんか、うさ……」


総「ちょ、まてまて!!!」


『なに?』


司「くくくっ……!!!!」




類は言いかけた途中で総二郎に邪魔されて、司はずっと笑ってて、あきらには意味も分からず何故か頭を撫でられてる。

挙句の果てに、携帯のシャッター音




『え?』


総「やば、可愛すぎる」


美「ちょ総二郎、欲しい!」


類「………俺も」


『え、何が欲しいの、待って』


司「くくっ、デコんとこ、触ってみろよ!!」




司の指示通り、額に触れると何故か前髪の感触が無い。不思議に思ったその瞬間、何かに触れた。

僕はゆっくりゆっくり、その「何か」を外す。




『……なにこれ、ピン?』


類「うさぎのピン、良く似合ってたよ」


『……うさぎの?』




私は今までの一連の出来事を想い出す、その時以下にもやりそうな子が頭に浮かんできた。

牧野つくし。




『類』


類「ん?」


『こっち向いて』


類「うん」




僕はパチっと、類の髪の毛に付けてやった。
類は勿論唖然とする。




類「………似合う?」




類が振り向いたその瞬間、司達は「ギャハハ」と大爆笑。
次は総二郎の髪の毛につけ出す類




美「ちょ、それで女の子釣れるかやってみろよ!」(笑


総「いくらうさぎ付けてても、このパーフェクトイケメンの俺なら簡単に……『はい、次』」




あきらは自分からうさぎのピンをつけに行った。




総「……なんか、親父感」


類「子連れだね」


美「え、なんかその複雑な反応、一番傷つく。」




次は、司の番だけど。
苛立って破壊されても困るからって今回は無し。

最終的にまた僕の元へ返ってきて、あきらにつけられた。




・ ・ ・
小話 ...




この時に撮った、うさぎのピンをつけるAちゃんの写真を今も尚、類·総二郎·あきらは携帯の画面にしている事、本人は知りもしなかった。

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トラ吉(プロフ) - flowerさん» ありがとうございます。総二郎ですね!一候補として頑張ってみます。 (2022年1月9日 12時) (レス) id: 4acc2e7d81 (このIDを非表示/違反報告)
flower(プロフ) - こんにちは!いつも楽しく読ませて貰っています。流れ的には花沢類が書きやすいと思いますが総二郎落ちにして欲しいです! (2022年1月6日 10時) (レス) id: 8781bf96ce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もりのくまさん | 作成日時:2021年9月23日 9時

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