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GAME30 ー4STAGE- ページ32

新たなゲーム_第4ステージはミミクリーマンイーターの殲滅
私たちの目の前に現れたのが奴だろう

先程足をとられた忍霧くんがずるずるとマンイーターへ引き寄せられている
触手の様にうねらすツタが引き込もうと彼の身体に巻きつきかかるさなか、駆け寄ったアンヤくんが彼を掴み対に引きはがそうと試みる


アンヤ「世話焼かすなバカ!さっさと切れタコ!」


ザクロ「だっ誰がタコだ!!」


タコ呼ばわりされたザクロくんは青筋を立てながら絡みついたツタを引き剥がそうと足に力を入れているが、全く外れる様子がない


その様子を見ていたカイコクさんが腰の刀に手をかけ近寄る



カイコク「首ひっこめな」



アンヤ「!?」



その言葉にツタを切ると確信したアンヤくんは静止の言葉をかけようとした途端に彼の頭上に風が通る


ザッ


忍霧くんに絡みついていたツタをアンヤくんの頭スレスレの場所で居合で斬り落とした
切られたツタは勢いを無くしながら引き下がる



アンヤ「こっ殺す気かテメー!!」


カイコク「?助けてやったんじゃねェか」


アンヤ「かすってんだよヘタクソ!」


どうやら頭を掠めたらしく頭部を指しながら青筋を立てながらカイコクさんを睨む



カイコク「なんでえそんくらい、舐めときゃ治らあ」


アンヤ「届かねえーし!!カメレオンじゃねんだよ!」


貴「フフッ...!」


アンヤ「笑うな!」


そのやり取りが面白く笑い声を漏らしてしまうとアンヤくんに怒鳴られてしまった
だって例えが面白いんだもの



ザクロ「おい止せ...」



ズンッ..


「「「!!」」」



言い争いに気を取られているといつの間にかツタを再生させ大口を開けながらこちらに襲いかかろうとしている



アンヤ「しまっ...」



ヒュッ...パンッ!!



「「「!?」」」



突然の光に目を瞑り数秒後に再び瞼をあげれば両手に閃光弾を持ったヒミコちゃんが彼らの前に仁王立ちしていた



ヒミコ「どうして人々は争うのでしょう...」



彼女の様子に重苦しい空気を漂わせながら静まる3人へ苦い笑みを向ける
一方でここから退避するために指揮をとり始めたユズさんだったが、ツタの繁殖が早く一筋縄では通れなくなっていた


ザクロ「...隙間を突破するしかないか」


カリン「無理無理、絶対無理!にょろにょろ...にょろろろ!!」


ユズ「落ち着けカリリン」


身体を震わせるカリンちゃんを宥めるように肩を抱いたユズさんはニヤリと笑を零し彼女に抱き着きながら何かを耳元で囁いている
するとその直後に青筋を立てた彼女は声を荒らげながらツタへ向かった

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設定タグ:ナカノヒトゲノム , 実況中 , 鬼ヶ崎カイコク   
作品ジャンル:アニメ
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ティア(プロフ) - ザクロさん» わわっとても嬉しいです、ありがとうございます!頑張りますっ (2019年8月27日 22時) (レス) id: a84115a91a (このIDを非表示/違反報告)
ザクロ - すごい面白いです!更新頑張ってください (2019年8月27日 7時) (レス) id: 13cb67c2ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ティア | 作成日時:2019年8月18日 12時

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