【銀魂】ただ…壊したかった

十六 ページ20

夜・・・

ポツポツ・・・

貴方「何だよ・・・また天気予報外れた・・・
まぁ、いい。今日はもう寝るか・・・」

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『なんであんたみたいな子を育てなきゃいけないの！？』

バシッ

『やぁっ！痛いよぉ！お母さん！』

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これは・・・昔の私・・・
昔、虐待を母と兄、姉から受けていた。

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え？父はどうしたかって？
死んじゃったよ。私を庇って・・・ね

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それから私は虐待を受けていた

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『なんであんたが助かってお父さんは死んじゃったの！？
あんたが死ねばよかったのよ！死ねこの死神！』


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なんで、お姉ちゃん・・・あんなに優しかったのに・・・

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『俺はお前を妹だとは思った事なんてない！
迷惑なんだよ！お父さんを奪いやがってッ！！』

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どうして、お兄ちゃん・・・ずっと前まではお前は俺の立派な妹だって言ってくれてたのに・・・

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あの頃の私は、楽しい、嬉しいなんて感情なかった
前まではあったはずなのに

愛なんて何処にもなかった
今までもらっていたのは偽りの愛で・・・

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それでもその愛を本当の愛と思っていた私は・・・

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とんだバカだね・・・

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ふっと目の前が真っ暗になる

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このまま、闇に全てなくなればいいのに・・・

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私の犯した罪、なくしたモノ

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何故、思い通りにはいかないの・・・

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