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看「君、翔くんのお友達？」
翔くんが倒れた後、看護婦さんに声を掛けられた。
智「まぁそんな感じです。」
そう呼べるのかはよく分からなかったけど、俺はとりあえず答えた。
看「そっか。名前、教えてくれる？」
智「あ、大野智って言います。」
俺が言うと、看護婦さんはしっかりと俺の目を見た。
看「翔くんがね、智くんに会いたがってるの。さっき目が覚めてからずっと会いたいって言ってるの。」
正直驚いた。まさか俺に会いたがってるなんて夢にも思わなかったから。
看「…でもね、さっきので大分体力も使っちゃったみたいで体を起こすことはできないんだけど、」
それでも会ってくれる？
そう聞いてきた看護婦さんの目は真剣で、でもどこか不安げだった。
智「大丈夫です。会います、会いたいです。」
気がつけば、考えるよりも先に口が動いていて、そのことにもまた驚いた。
看「そう。良かった。部屋、案内するね。」
そう言って歩き出した看護婦さんの背中についていくと、ある個室の前で看護婦さんが止まった。
看「ここだよ。」
“櫻井 翔”綺麗に並んだその三文字は、あの人がここで眠っていることを表していると同時に、あの人が小５の時の彼だということも表していた。
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異次元の強さinオムライス - 美唯さん» コメありがとうございます！ そして指摘して頂いてありがとうございます。 台詞の前に名前着けておきますね。 (2016年1月12日 17時) (携帯から) (
レス) id: 0957b80b9f (このIDを非表示/違反報告)
美唯 - 作品見つけ楽しく読ませてもらってます(笑)台詞の前に名前あると良いなと思ってしまいました (2016年1月11日 22時) (レス) id: 14862b15c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：異次元の強さinオムライス | 作成日時：2016年1月10日 12時
