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『だからお前はダメ人間なんだよ。』
『よくここまで生きてこれたな。そこだけは尊敬するよ。』
『全く…。こんな風に育てたつもりはないのだかな。』
幼い頃からずっと俺のあだ名は“ダメ人間”か“人類の恥”のどちらかだった。
今までを振り返っても果てしなく続く罵り、暴言、暴力。
先生にも同級生にもダメと言われ、挙げ句の果てには親にまで言われた。
俺の居場所はどこにも無いんだ。
だったら俺がいなくなっても誰も悲しまないよね。
そんなことを考えふらっと立ち寄った病院。
ふらっと入った屋上。
俺はそこで彼と再開した。
いつだったか、自ら突き放した唯一の友に。
彼はいつからか掛けられることがなくなった優しい言葉を掛けてくれる。
一度突き放した俺に優しくしてくれる。
彼が放つその言葉を信じてもう一度生きてみようと思った。
それがこれから始まる悲劇と幸福の入り口とも知らずに。
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異次元の強さinオムライス - 美唯さん» コメありがとうございます！ そして指摘して頂いてありがとうございます。 台詞の前に名前着けておきますね。 (2016年1月12日 17時) (携帯から) (
レス) id: 0957b80b9f (このIDを非表示/違反報告)
美唯 - 作品見つけ楽しく読ませてもらってます(笑)台詞の前に名前あると良いなと思ってしまいました (2016年1月11日 22時) (レス) id: 14862b15c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：異次元の強さinオムライス | 作成日時：2016年1月10日 12時
