僕の彼女の欠点。【Cln】

27.続き ページ27

ころんside



「る…とくん…」



僕はるぅとくんの方に倒れ込んでしまった。



る「ころちゃん…何があったか聞かせてください。」


「っ…ごめん。中入って。」


る「……お邪魔します。」



僕は全部るぅとくんに話した。


泣いてしまってゆっくりとしか話せなかったけど。


それでもるぅとくんは僕の背中をさすって頷きながら聞いてくれた。



る「……Aちゃんと話したいですか？」


「うん……やだよ…このまま別れる…って…」


る「じゃあ行きましょう。」


「…え？」



るぅとくんが連れてきたのは公園だった。


そこにはさとみくんに抱きついているAがいた。


さとみくんに言われ顔を上げるAは顔が真っ赤でまだ泣いていた。


僕はAの方に行き、ギュッと抱きしめた。



「ごめん。Aの気持ち考えてなかった…っごめんね。」


『違うの…私だってあんなこと思ってなかったのに…ごめんなさい…』



僕はさっきより強く抱きしめた。



「一生離さないから、またやり直そう？僕と付き合ってください。」


『うん。一生離さないで。よろしくお願いします。』


さ「良かった仲直り出来て。」


『ありがとうさとみくん。今度お寿司奢るよ。』


「勿論るぅとくんもね？」


る「やったぁ！」



その日はみんなでゲームしてAにはバイトするのを許可しました。



『実はころちゃんのグッズたくさん欲しかっただけなんだよね…w』

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