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24.喧嘩した時 ページ24

ころんside


今日も僕はいつもどうり部屋にこもって作業をしていた。


するとノック音が聞こえた。


僕はドアを開けに行く。



「ん?どうしたの?」


『あ、作業中ごめんね?ちょっとお話があって………』



少し深刻そうな顔をするA。


僕は別れ話なんじゃないか、それとも妊娠した?病気にかかったとか?など、色んなことが頭に浮かぶ。


とりあえずリビングで話すことになった。



『あ、あのね……』



ちょっと話しずらいのか俯いている。


僕は頑張って話そうとしているのを見ながら黙って頷く。



『ダメっ…って分かってるんだけど…』



少しずつ語尾が小さくなっていっている。


それから「ダメって分かってんだけど」。


なにかのお願いってことになる。



『えっと…バイトしたいの…』


「ダメ。」



僕は即答した。


確かにAがしたいって願望があるのはわかってる。


でも彼氏の僕からしたら心配でしかない。


それに嫉妬も沢山してしまうだろう。


バイト先の人に愛想振りまいて襲われてしまうんじゃないかと心配だったりする。


するとAが口を開いた。



『な、なんで?!』



急に大声をあげる。


僕はびっくりしたけどすぐに口を開く。



「だってAが心配なんだよ!?可愛いAだからバイト先の人に襲われないかって!」


『私はそんな尻軽な女じゃない!』


「でも僕を嫉妬させてるんだよ?!バイト先の人にまで嫉妬しないといけないの!?」


『こっちだってリスナーさんに嫉妬してるよ!!』


「っ……」



僕は言葉を詰まらせる。


でもAはどんどん言葉を発する。



『リスナーさんだから仕方ないのは分かってる!でも嫉妬しちゃうの!ころちゃんだけが嫉妬してると思わないでよ!!


それにころちゃん動画編集とかで全然構ってくれないじゃん!暇なんだって!!私のため、2人のためなのは知ってるけど寂しいし暇なの!!!


そんなバイトだけでダメなんてさ!束縛激しいって!!!やだ。もうやっていけない。出てくから。』


「え……」



Aはスマホだけ持って出ていった。


僕はただ、ぼーっとして頭の整理を追いつかせるのに必死だった。


それから涙がポロポロと出てくる。


するとインターホンがなった。


立とうとすると少し立ちくらみがする。


玄関に向かってドアを開けるとるぅとくんがいた。

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mimi(プロフ) - 花菊さん» ごめんなさい!な組の話消してしまいまして、、本当にごめんなさい! (2020年9月20日 18時) (レス) id: e96ed47670 (このIDを非表示/違反報告)
花菊(プロフ) - それと、な組の作品見たいんですが、パスワードが必要みたいで、、、 (2020年9月20日 14時) (レス) id: bb31b5d897 (このIDを非表示/違反報告)
花菊(プロフ) - こんにちは、とても面白かったです。(はやく続き読みたい・・・。)更新、頑張ってください!応援してます!! (2020年9月20日 14時) (レス) id: bb31b5d897 (このIDを非表示/違反報告)
ちびわん(プロフ) - ぱる。さん» ありがとぉ!…僕も大好きだよ。 (2019年9月17日 19時) (レス) id: 4156196b9b (このIDを非表示/違反報告)
ぱる。 - 好きです。はい、うん。え、大好き☆(は?) (2019年9月17日 16時) (レス) id: 8ee591347b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちびわん x他1人 | 作成日時:2019年7月25日 22時

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