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第56話【おー目目】 ページ7

*



「お、A……てどうしたんだそれ」


フィンクスは彼女の目元を見る。いつぞやの包帯が巻かれていた。


『目を隠してるの。これから外へ出る時は目を隠すわ』
「そうか……てそんなんで仕事できんのか!」


フィンクスが声をあげるも彼女は既にクロロの元へ行っていた。
先程のやり取りを聞いていたクロロは包帯について聞かない。彼女はクロロに本の内容を話した。


「ふむ」
『まぁその程度ね、書かれていたのは』
「そうか、ありがとう」


クロロは彼女の頭を撫でながら言う。
彼女はその後広間のソファに寝転んだ。だいたいは感覚で覚えている。フィンクスが言っていた仕事もなんとかなるだろう。過去のAは包帯をつけながらのあの実力だったのだ。それは彼女の記憶の中で見た。


『……透視魔法』


思い出さなきゃ。
彼女はそう決心すると立ち上がり部屋に戻ろうとする。しかし扉を開けた時ぶつかってしまった。


『あ、ごめんなさい!』


目が見えないのも悪くないが不便なのは確かだ。人の気配を常に探るようにしなければ。彼女はぶつかって座り込んだ身体を立たせ、前に進もうとする。しかしまた彼女は転んだ。何もないところで。


『前はこんなに転ばなかったんだけど』


どうやら久々の暗い世界で感覚が衰えたらしい。彼女は再び立ち上がり歩き出す。けどそれは腕を引かれたことで阻止された。


『なにかしら』


引かれた腕の方を見ると包帯を取られる。そこにはフェイタンが立っていた。


「お前ドジだから家の中くらい外すね」
『はぁ?今これは感覚を取り戻してるの!鍛えてるの!邪魔しないでくれる?』
「外せ言うてるね。ととと外すよ」


フェイタンは彼女の包帯を取り上げた。Aはそれを取り返そうとするも今の彼女じゃフェイタンの背にかなわない。


『このチビが!!!』
「あ?お前殺されたいか!」
『チビにチビって言ってなにが悪いのかしらぁ??』
「やぱお前殺すねくそガキ!!」
『くそガキ言うな!!』


フィンクスが止めるまで言い合いは続いた。

第57話【他人の恋愛話は皆好き】→←第55話【本】



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マナ - 初めまして。みやちゃんさん、マナと言います。わがまま×お嬢様すごく面白いです!次の更新楽しみにしています!無理しない程度に頑張ってください。 (7月15日 0時) (レス) id: 5e4d5a9486 (このIDを非表示/違反報告)
桜綴(プロフ) - 更新頑張って下さい!応援してます! (6月2日 15時) (レス) id: eaaab171d0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:永遠の18@みやちゃん | 作成日時:2019年4月30日 19時

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