#69 思い ページ33
ジャーファルside
シンからの突然の問いに
頭の処理が追いついていなかった。
そしてその結果
ジャ｢シン...私は忙しいって言ってるじゃないですか。冗談はやめてくださいよ。｣
と、在り来りの返事しか返すことが出来なかった。
シン｢はぁ...やっぱりか。ジャーファル、俺は冗談でなんて言ってない。お前の最近の行動を見てればな。｣
ジャ｢最近の行動？...私はそんなにおかしな行動をしていたのですか？｣
シン｢いや、Aに対しての接し方の変化だ｣
ジャ｢接し方の...変化？｣
シン｢ああ。お前最初はあんなに嫌って避けてたのに、和解した後からはAの事ばかり気にしてたじゃないか。それも尋常じゃないくらいな｣
ジャ｢そ、そんなに気にしてた...のでしょうか...｣
私は顎に手を当ててAとの行動を思い返した。
口喧嘩をしたり、仕事を一緒にしたり、...ハプニングも多々あった。
...でも行動を全体的に見直すと、Aと普通に接し始めた頃からは、Aとばかりいたことに気がついた。
ジャ｢.......確かに、最初は楽しんで殺しをしていて、シンの元に付くと言ったときも私は信用し切れずというのは言ったと思いますが、正直私はあの人が嫌いだったんですよ。どんなにいいことを言っていても、涙を流していても私には全てが嘘に見えていたから。｣
シン｢まぁ、お前は疑い深いからな。そこら辺は感じていたさ。でも、それがどうして変わったんだ？｣
あの時の様々な光景が脳裏に浮かんだ
『Aに...悪いことをしてしまったな...』
『...俺は一言もあいつらのところへ連れていくとは言ってないだろ？ただ��案内する��としか言ってないぜ？』
『...行かないで』
『優しすぎんだろ...！あんなに、冷たかった...のに...！』
『ありがとう』
ジャ｢...Aは暗殺者が侵入したとき、裏切らず身を呈してまで私たちを守ろうとしてくれました。その姿を見たら、今まで言っていたことも涙を流していたことも全部が嘘ではなかったんだなと感じて、放っておけなかったんです。｣
そう、あの時は本当にAのことをずっと疑っていた自分は馬鹿だと思った
あの人もシンや八人将の皆のおかげで少しずつ変わっていたのだと、その時に知ったのだった
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ユフィ(プロフ) - チーカマさん» 遅くなってすみません！と初めまして！なんかめっちゃすごいことを言われて作者めっちゃびっくりしてますwありがとうございます！ (2018年5月13日 14時) (
レス) id: 2d6cb558ff (このIDを非表示/違反報告)
チーカマ - あなたは神ですか！？それとも天才ですか！？←うるさい (2018年5月6日 20時) (レス) id: 26c50c4dc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユフィ | 作者ホームページ：
作成日時：2018年1月8日 16時
