#63 謝肉宴 ページ27
貴｢とりあえず、今のところは俺のことは気にしなくていいからな。｣
ジャ｢はい、分かりました。ですがまた何か思い出したり、異変があればなんでも言ってくださいね。こちらのほうでも色々調べては見ます｣
貴｢あぁ、ありがとな｣
俺の返事を聞くと、ジャーファルは、それでは、と言って部屋を立ち去ろうとした。
すると
グォォオォォォォ
と怪物のような雄叫びが聞こえた
貴｢な、なんだ！？｣
敵襲か...？と焦っている俺とは反対にジャーファルは少し困り顔になり、とても落ち着いた口調で話し始めた
ジャ｢今日はマハラガーンになりますね。...宴をやるのに悪いことはないのですが...費用とか色々考えると...｣
貴｢...？ジャーファル、今の鳴き声みたいなの聞こえただろ？なんでそんなに落ち着いてんだよ。急いでいくぞ！｣
そういうと、ジャーファルはきょとん.と首を傾げたが少し考えて俺に説明した
ジャ｢あぁ、そういえばAには話してなかったですね。ここの『お祭り』のこと｣
貴｢お、お祭り？？｣
ーーーーーーーーーーーーーー
グォォォォォ
ワァァァァ!!
貴｢おぉ、すげえ盛り上がり。｣
先程の雄叫びの正体はこの近海によく現れるやつらしい
そしてああいうでっけー怪物が現れると謝肉宴という祭りの開催のきっかけになるんだとか
周りは人で溢れている
俺はここで待機して見ていてと言われたのだった。
貴「つーか、ここで何を見ればいいんだ？」
｢あれ？初めてですか？｣
そう声をかけたのは少し小柄な男性、服装からしてこの国の住民のようだ
「これから八人将があの南海生物を倒すんです！毎回違う人達なんですけど、みなさんカッコイイんですよね〜！｣
貴｢へぇー、詳しいんですね。教えて下さりありがとうございます｣
さっきは誰も聞いていないと思ってつい素が出てしまったが、一応初対面の人なので丁寧な言葉遣いで接した
｢いえいえ！楽しんでくださいね！｣
無邪気に笑う姿を見て、俺は自然に頬が緩み相手に微笑み返した。
｢王様と八人将がお見えになったわ！｣
シンドバッド王と八人将が現れると、多くの歓声が上がり、更に賑やかになった
シン｢今日はジャーファル、シャルルカンに任せる！頼むぞ！｣
ジャ/シャ｢「 御意！！」｣
そう言ってジャーファルとシャルはあの怪物のもとへ飛び込んだ
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ユフィ(プロフ) - チーカマさん» 遅くなってすみません！と初めまして！なんかめっちゃすごいことを言われて作者めっちゃびっくりしてますwありがとうございます！ (2018年5月13日 14時) (
レス) id: 2d6cb558ff (このIDを非表示/違反報告)
チーカマ - あなたは神ですか！？それとも天才ですか！？←うるさい (2018年5月6日 20時) (レス) id: 26c50c4dc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユフィ | 作者ホームページ：
作成日時：2018年1月8日 16時
