#62 分からない ページ26
貴方side
ジャ｢知らない...人と、場所...？｣
貴｢な？意味わかんないだろ...？知らない女と男の大群、女の方は俺を庇ってる。でも男達は俺の手を引っ張っていこうとする...。そんな変な光景だった。場所は全く見たことの無い、あれは...多分スラムだった｣
ジャ｢スラム...しかしAは確か王族の生まれだったはずですし、更にその方たちを知らないとなるとわけが分かりませんね｣
そういってジャーファルは頭を抱えた
貴｢そう。だから俺も混乱しちまってあんなことに...｣
俺は自分のした事が頭に過ぎり
はぁ、とため息をついた
どうしてそうなったのか分からないのもあり、余計に頭が痛い
ジャ｢一種の魔法か...いや、あそこにいた賊たちはどう見ても魔法を使えそうではなかったし...｣
貴｢あぁ、それに周りにも気配はしなかった。あそこに居たのは確実に俺と賊だけだ。他に会ったやつといっても店の店員しかいないしな｣
ますます分からなくなり、俺とジャーファルはうーんと唸った
貴｢...まぁ、わかんねーからとりあえずいいや｣
俺は考えるのが嫌いだから、考えることを放棄した
そんな姿を見てジャーファルは目を見開き、やがてため息をついた
ジャ｢全く...あなたって人は...自分のことなんですから分からなくてモヤモヤしませんか？｣
貴｢んー、まぁモヤモヤしねえってことはないけど...考えても分からないこととかだってこの世にはあるだろ？｣
と言うとジャーファルはクスッと笑った
ジャ｢ﾌﾌｯそうですね。あなたのそういう考え方嫌いじゃないですよ。人を笑顔にする効果がありそうです｣
貴｢だろー！ジャーファルも俺に納得することあったん.....ってそれバカにしてるのか？｣
ジャーファルはまた口に袖を添えて笑ったのだった
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ユフィ(プロフ) - チーカマさん» 遅くなってすみません！と初めまして！なんかめっちゃすごいことを言われて作者めっちゃびっくりしてますwありがとうございます！ (2018年5月13日 14時) (
レス) id: 2d6cb558ff (このIDを非表示/違反報告)
チーカマ - あなたは神ですか！？それとも天才ですか！？←うるさい (2018年5月6日 20時) (レス) id: 26c50c4dc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユフィ | 作者ホームページ：
作成日時：2018年1月8日 16時
