#54 戻った ページ17
貴女side
朝
.....鳥の鳴き声が聞こえる...
...朝か...
貴｢ーーーーんっ......ﾊﾟﾁｯ.....？.......！？｣
朝、目を覚ますと俺の顔のすぐ前にジャーファルの顔があった
驚きのあまり、勢いよく起き上がってしまい、まだ眠気が覚めていない頭もスッキリした
貴｢.......ﾊｧﾊｧ...びっくりした.....ったく...驚かせん.......ん...？｣
あれ...髪がいつもの短髪に戻ってる...
ってことは...！
ｶﾞﾊﾞｯ
俺はベッドの掛け布団を引っ張り取った。
ジャ｢.......んっ...A...？ですかぁ...？｣
やっぱり...！
貴｢ジャーファル！元に戻ってるぞ！｣
ジャ｢え...？.....ホントだ！戻ってる！｣
ジャーファルは元の男の姿に戻ったようだった。
ジャ｢これでちゃんと執務室にいって仕事ができますね...！あと、シンやシャルルカンにしっかりと説教ができる！｣
説教って.....あの二人、また何やらかしたんだ？
貴｢...ま、まぁ、とにかく戻ってよかったな！｣
ジャ｢はい！...あ、そうだ。Aにもお礼を言わなくては。昨日はありがとうございます。Aのおかげで助かりました。｣
貴｢いや...別に、俺は、ただ書類や飯を持ってきただけで、大したことはしてないよ。｣
ジャ｢それだけでも充分嬉しいですよﾆｺｯ。.....あ、しまった！朝の会議に遅れてしまう！じゃあ私はお先に失礼します！｣
そう言って、慌ただしく部屋を出て行った。
貴｢ﾊﾊｯ、相変わらず忙しいヤツ。｣
一人になり、仕事の用意や着替えをしている間、俺は昨日の夜のことをずっと考えていた。
俺の話を聞いてジャーファルはどう思ったのか。とか
ジャーファルはやけにシャム=ラシュについて詳しいな。とか
...またたくさん話をしたいな。とか
貴｢.....そういえば｣
この間は俺ばかりが話してたけど、
ジャーファルのこと何も知らない
あまりジャーファルが自分を語るところを見たことがなかった。
...俺みたいに話したくないことだってもちろんあるかもしれないし...
貴｢.....今度、ジャーファルにここに来る前は何をしてたか聞いてみよ。｣
もちろん、触れられたくなさそうだったら触れずに
ーーちょっとでもジャーファルのことを知ろう...
そう心で呟いて、俺は執務室に向かった。
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ユフィ(プロフ) - チーカマさん» 遅くなってすみません！と初めまして！なんかめっちゃすごいことを言われて作者めっちゃびっくりしてますwありがとうございます！ (2018年5月13日 14時) (
レス) id: 2d6cb558ff (このIDを非表示/違反報告)
チーカマ - あなたは神ですか！？それとも天才ですか！？←うるさい (2018年5月6日 20時) (レス) id: 26c50c4dc1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユフィ | 作者ホームページ：
作成日時：2018年1月8日 16時
