#31 今までに無い ページ34
貴女side
ガキン
ザ「なっ.....!」
ジャ「.............」
貴「.....ジャー...ファル.....な...んで...」
ダメだ...うまく喋れない...
ジャ「...........」
ジャーファルは俺がかけた言葉を無視し、筆頭と話し始めた。
ジャ「...貴方は...シャム=ラシュの暗殺者ですね?」
ザ「あぁ...その通りだ...シャム=ラシュの筆頭でありそいつに暗殺術を教えたものさ」
ジャ「...何故ここに来た...」
ザ「そんなこと...聞かずにも分かっているだろう?.....シンドバッドとお前を含む八人将を暗殺するためだ」
ジャ「...!貴様...((だが!...一つ条件をのめば暗殺はお預けにしよう
...条件だと...?」
ザ「...そうだ...その条件は...」
そう言って、やつは指を指した。
貴「.......俺...か.....」
ザ「そうだ...こいつさえ引き渡してくれればこの国は救われる。...おい政務官。どうだ?いい話だろう。生憎今はこの国の者を殺すよりも...そいつを殺したい衝動に駆られているのでな」
チラッと俺の方を見る
そんなの...ホントなのか...?俺が死ねば...みんなは助かるのか...?
まぁ...どっちみち俺が引き渡されるのは確定している
だって...あいつは俺のこと...嫌いだもんな...
この国が大切なジャーファルにとっては俺なんて、邪魔者にしかならないんだから...
.
ジャ「...確かに...いい話ではありますねチラッ...」
あいつも俺の方を見る
貴「...ゲホッ...ゲホッ」
声が...出ない...
最後に伝えたかったことあるのに...
ザ「...だろう?...ならそいつは((ですが...
...?」
何かを言いかけてスタスタと俺の方へ向かってくる
貴「...........ゲホッ...」
力の限り首を上げてジャーファルの顔を見る
すると目が合って、今まで俺に見せたことのない優しい笑みを浮かべた
貴「.......?」
ジャ「.....Aはもう''この国の者"です。というわけで貴方の交渉を成立することはできません」
!?
貴「...!え...?...どうし...ケホッケホッ!」
ジャ「...!....ボソッ私があいつを仕留めます。...だからーーーーー」
その言葉は
今までに無い優しさが詰まっていて
とても心が暖かくなった
『また一緒に仕事ができるように生き延びてください』
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ユフィ(プロフ) - 薺さん» こちらこそありがとうございます!!これからも貴女を救いたいよろしくお願いします! (2017年10月25日 18時) (レス) id: 2d6cb558ff (このIDを非表示/違反報告)
薺(プロフ) - 紫陽花から名前変えました… (2017年10月25日 18時) (レス) id: 248dd46236 (このIDを非表示/違反報告)
薺(プロフ) - ヒェッ…こんな絵でほめて頂けて嬉しいです...!紹介もちろん構いませんよ!!ありがとうございます!! (2017年10月25日 18時) (レス) id: 248dd46236 (このIDを非表示/違反報告)
ユフィ(プロフ) - 紫陽花さん» あの、作品の方に紹介を載せてもいいですか? (2017年10月25日 7時) (レス) id: 2d6cb558ff (このIDを非表示/違反報告)
ユフィ(プロフ) - 紫陽花さん» イラストありがとうございます!ちゃんとのっていましたよ!すごくカッコイイイラストで尊敬します! (2017年10月25日 7時) (レス) id: 2d6cb558ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユフィ | 作者ホームページ:
作成日時:2016年12月14日 22時