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田中「ジェス」
ジェシー「なぁにぃ？」
田中「ちょっと背中見せて」
ジェシー「背中？何で？別にいいけど…」
ソファーでくつろいでいたジェシーに理由を明かさず目的だけ告げると、彼は不思議そうな顔をして立ち上がり、服を捲った。
田中「…え」
思わず動揺の声があがる。
恐らく被弾したはず、いや、必ず被弾していないとおかしい背中はとても綺麗で、傷跡1つ見つからない。
ジェシー「もう〜！何〜？樹背中フェチなの？」
田中「何だよそのフェチ。…いや、そうじゃなくて」
とにかくありがとう、と服を戻してもらって、田中はそのまま追究する事無くその場を後にする。
ジェシーに直接聞いても良かったのだが、何故か彼は答えてくれない、と直感的に思ってしまった。
彼は不思議そうな顔をしながら「今日の樹、変なの〜」とぼやいている。
自分の見間違いか、と思いながら彼の衣装であったスカイブルーの羽織をもう1度じっくり確認するが、やっぱり背面部分にある損傷個所は変わらない。
田中「…ジェシーって、何者？」
思わずそんな声が漏れ出る。だってこんなの、明らかに人間じゃない。
ジェシー「俺が何者って？」
田中「うわっ！」
ジェシー「もう〜！今日の樹どうしちゃったの！」
ランドリーに入ってきたジェシーに思わず変な声が出る。
ジェシーは田中が手に取っていた衣装を見ると、「俺の衣装だ〜」なんて呑気に言った。
田中「ジェシーってさ、…人間、だよね…？」
ジェシー「……HE？」
傍から見れば不思議な質問だろう。人間に向かって人間かどうか確認するなんてどうかしている。
ジェシー「…人間に決まってるじゃん！ちょっと、どうしちゃったの樹！変なもの食べちゃった？」
そうケラケラ笑うジェシーに、「そう、だよね…」と返したはいいものの、この違和感と疑念はどうにも拭えそうになかった。
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ネイジュ・ピエール(プロフ) - わぁぁぁっ！！フラジールだいすきな�眞話瓦覆里任爐辰舛禊鬚靴�ったです！相変わらず文才に溢れていて素晴らしいなと思いました！ (2020年9月5日 15時) (
レス) id: 6177bf07ac (このIDを非表示/違反報告)
ころころコロン(プロフ) - 初めまして！私は、ボーカロイド曲も好きでこのようなジャンルのお話も好きなので、凄く楽しんで読んでいます！丁度、ダーリンにハマっているタイミングなので、黒さんが歌っていたのが、ダーリンで凄く嬉しかったです！これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年9月3日 1時) (レス) id: 34e8c9f8df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：湊都 | 作成日時：2020年9月1日 0時
