学年1のチャラ男、実はピュアでした。【すとぷり／stpr】【青／ころん】 (ページ6)

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ピュア5 ページ6

Aside

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こ「今の破壊力やばい…」

『多分貴方の顔面の方がやばいと思います』

叫んだり、怒ったり、照れたり忙しい人だな

こ「取り敢えず言わないでおいてくれるんだよね？ありがとう、」

『いえ、そんなお礼を言われるような事では』

すると蒼木くんはじーっと私の顔を見てきた

何か顔に着いているのかと手で顔を触ってみるがそういう訳では無さそうだ

私が少し首を傾げたら彼は言いにくそうに口を開いた

こ「…あのさ、同い年でましてや同じクラスなんだから敬語やめない？」

急だね

まぁ、変に断わるよりは受け入れといた方がいいか

『いいけど、』

こ「あと、僕の名前は蒼木ころん」

『……？クラスメイトなんだからそれくらい知ってるよ？』

こ「いや、そうじゃなくて……、」

じゃぁなんで自己紹介したの

私は訳も分からず蒼木くんの言葉を待つ

こ「僕のこと、名前で呼んで…？」

『いや、ピュアかよ！！』

喋ったと思えばさっきより断然に小さい声でもぞもぞと言う彼に思わずツッコミを入れる

そうならそうとハッキリ言えばいいのに

"だってぇ、"なんてまた長々と言い訳を始めようとする彼をこれ以上喋らせない為にも彼の言葉に重ねるように、

『ころんくん』

こ「……！！！」

『これで満足？』

こ「これからもずっとだよ！！その呼び方！！！」

ころんくんの目がきらきらしてる

何が嬉しいのか分からないけどお気に召したなら良かった、………って、

ん？

これからも？？？

これでこの話は解決。もう関わる事は無い。…じゃなかったの！？

こ「これからは友達としてよろしくね！！」

そう言いころんくんは片手に教科書類を抱ればもう片方の手で此方に手を振って教室から出ていく

『えーーーーー！？！？』

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