学年1のチャラ男、実はピュアでした。【すとぷり／stpr】【青／ころん】 (ページ3)

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ピュア2 ページ3

Aside

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『やばい！教科書教室に忘れた！！』

今は休み時間

次が化学室での授業だった為友達と一緒に向かっていたが教科書が無いことに気付き思わず足を止める

化学の先生は忘れ物とか遅刻とかに厳しい先生で私は少し焦り気味に友達に教科書を忘れたことを報告

友達1「えやばいじゃん！取ってきな？」

『ほんとごめん！先行ってていいよ！！』

友達2「授業遅刻しないでね！？」

『大丈夫大丈夫！！』

友達に軽く手を降れば廊下をダッシュして教室へ向かう

教室につきドアを開けようとしたが水色の頭が見えて思わず手を止めた

なんで蒼木くんがまだ居るの！？！？

いつもなら男の子や女の子に囲まれて移動してる彼が1人で教室に居た

何となく気まずくて中に入っていけない

ていうかなんかブツブツ呟いてる…？

こ「あー、さっきの絶対かっこつけすぎた！！シンプルに恥ずか死ぬんだけど！？今日も女の子達にお昼誘われたけど上手く乗りきれる気がしない…こうなったのも全部さとみくんのせいだよぉ…、僕の高校生活もうそろ終わりそう……」

え？なんかいつもと雰囲気違いすぎない？

いつもならクールに「可愛いね」なんて言ってるような蒼木くんなのにこれじゃただの初心じゃん！

とにかくこの変な蒼木くんが居る中教室に入って教科書取る気にはなれないし諦めて化学室行くか、

そう思ってUターンしようと思った時独り言を終えたのか蒼木くんが教科書一式を持って教室から出てきた

『あっ………』

こ「えっ！？！？」

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