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ス「お疲れ様でしたー!!」
祐・小「「お疲れ様でした〜ありがとうございました」」
加「やべっ!撮影終わった!」
増「Aちゃんトイレに行っておいでよ」
A「うん…ッ…ありがと……」
増「シゲ」
加「うん」
2人は最後まで祐也から私が見えないように気をつけてくれて、私はシゲに連れられてトイレへ向かった
祐「A〜!あれ?まっすー、今Aと話してなかった?」
増「お!手越お疲れ!Aちゃんトイレ行くって。あと喉渇いたから飲み物買ってくるって」
祐「そうなんだ」
増「今からアルバムのレコーディングでしょ?」
祐「うん!楽しみだなぁ〜」
加「トイレ、ここだよ」
A「ありがッ…と…」
加「今からレコーディングだから、さっきと違う所にいるけど、そこの通路まっすぐ行くだけだから。もしわからなかったら誰にでも聞けばいいから、大丈夫になったら来な?」
A「うん…ッありがと」
加「じゃあ…俺行くね?」
シゲはみんなの元へ戻っていった
トイレに入って鏡を見たら目が腫れていた
A「やば…これじゃ戻れない…」
とりあえず一度メイクを落とした。目を冷やそうと思って、飲み物を買おうとしたときだった
??「あ、Aさん」
振り返るとマネージャーさんがいた
マ「!!大丈夫ですか…?」
振り返った私の顔を見るなり、心配してそう聞いてくれた
A「あ…大丈夫です、すみません」
そう言って苦笑いしていると
マ「すみません。せっかくの一時退院なのに仕事で…」
A「いえいえ、そんなの全然気にしてませんよ!祐也は仕事好きですから…」
マ「本当に。いつも楽しそうに仕事をしてますね、彼は」
自販機の横の長椅子に腰を下ろした
A「本当に…頑張って手に入れた今なんです」
マ「わかりますよ?…そして今もまだ彼は成長し続けている。」
また涙が溢れた
マ「大…丈夫じゃないですね…」
A「ご…めんなさいッ…一度泣いてしまうと…ダメみたいです…こんな目じゃ戻れないから…早く何とかしなきゃいけないのに…」
苦笑いでそう言うと
マ「今のうちに、たくさん泣いてください。もう枯れるんじゃないかってぐらい、思い切り涙を流してください…あ!よければメイクに目の腫れを何とかしてもらえるよう頼んでみましょうか?」
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作者名:*ri-ta | 作成日時:2014年12月4日 15時