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ーーーーーーーーーーーー数時間後
手術中のランプが消え、中から先生が出てきた
みんな一斉に先生の言葉を待った
医「今、取り除けるだけの癌細胞は全て摘出しました。手術は成功です!」
A「…よかった……」
医「しかし、これから治療が必要です。これからが大変になってくるでしょう」
母「はい。ありがとうございました」
中から祐也が出てきた
今は麻酔で眠っているけど、少し経てば目が覚める。
A「祐也…お疲れ様!」
小「お疲れ手越」
加「寝顔までかっこいいぜ…」
祐也はそのまま回復室に運ばれた
しばらくして祐也の目が覚めた
祐「…ん……」
A「祐也!?」
祐「A……?」
A「うん!Aだよ。気分悪くない?」
祐「うん…大丈夫…」
A「手術、成功したんだよ?」
祐「そっか…よかった」
そう言って、まだ虚ろな目で笑った
A「先生呼んでくるから、ちょっと待っててね」
祐「うん…」
先生が来て、異常がないかを診てくれた
医「うん、何ともないみたいですね。大丈夫です!しばらくは安静にしててくださいね」
A「ありがとうございます」
診察を終えて、部屋から出て行く看護師さんと先生に頭を下げた
祐「A…一人で待っててくれたの?」
A「ううん、手術中はメンバー全員いてくれたんだよ?手術が終わって無事だって聞いたら、みんなお腹空いたし明日も仕事だから今日は帰るけど、また来るからって」
祐「そっか、なんか悪いなぁ…母さんたちは?」
A「ママたちは今ご飯買いに行ってくれてる」
祐「そうなんだ」
そのうちに祐也はまた眠りについた
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作者名:*ri-ta | 作成日時:2014年12月4日 15時