#11 ページ12
あほの坂田side
うらさんがお風呂に入ってる間に寝てた。
起きると、Aちゃんはどこにもいなくて代わりにうらさんがいた。
坂「んむ……………?あれ、うらさん?」
う「……………」
何かを見て固まっているうらさんに声をかけるけど、返事はない。
坂「うらさんどうしたん?」
う「これ、美空が置いてった」
坂「え?ちょ、うらさん!?」
うらさんが走って家を出た後にさっきまでうらさんが見てたものを覗き込む。
坂「・・・Aちゃん!?」
"頭を冷やしてきます"
って何?寝てる間に僕何かしたかな?Aちゃん、何か悩んでた?
自己嫌悪に陥って自分を責める。
取り敢えず、Aちゃんに電話……
prrrr prrrr
坂「ウソやろ・・・」
何でスマホ置いてったのAちゃん!!!
諦めよう。うらさんにかけよう。
う『坂田?』
坂「うらさん、手紙、Aちゃんは、僕、何かしたかな、うらさん!」
う『取り敢えず落ち着け、日本語変になってる』
坂「ごめっ、……ふぅーすぅー」
う『今Aんとこ向かってるから、心配すんな』
坂「うん………え?場所分かるの?」
う『あー……詳しいことは帰ってから話す。だから、坂田は俺たちが帰ってきたらAを安心させてくれ』
坂「・・・分かった」
安心させるって、どうするんだろう・・・。
3人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:梅渉 | 作成日時:2017年8月22日 17時