ク 好きだ！ シ いや、俺のほうが好きだね！ ヒビ 彼女は絶対渡さない 貴 ううっ／／／ 【カゲプロ・クロハ・シンタロー・ヒビヤ】【取り合い】

カノ「ねぇ、話良いかな？」貴 「ん？何？」 ページ35

貴 じゃあ、キド、行ってきます。

キ あぁ。あまり遅くなるなよ。



カ A。どっか行くの？

貴 あ、カノ。うん。今からデパート行こうと思ってたの。

カ ぼ、僕もいって良いかな？

貴 べ、別に良いよ？(カノに誘われた／／)

カ じゃ、行こっか。


私達はアジトを出た。


カ ねぇ、A。ちょっと話良いかな？

貴 うん。良いよ。

カ あのさ、Aってさクロハとヒビヤ君とシンタロー君と仲良いじゃん？

貴 仲良いと言うよりもあっちから話してくるんだけどね…。

カ それでさ、Aってさあの３人の中の誰かが好きなの？

貴 え？！ち、違うよ。

カ じゃあさAって誰が好きなの？

貴 えっとぉ…。(言えるわけないじゃん。カノ、貴方なんだから)

カ どうしたの？早く言ってよ。違うんでしょ？

貴 わ、私はカn

カ 僕って言いたいんでしょ？

貴 ｺｸﾝ

カ そっか。僕もAの事、好きだよ。

貴 だ、だったら。

カ でもね、僕と付き合ったらAの事、危険な目に会わせちゃうかもしれない。だからAの気持ちには答えられない。

貴 危険な目って何!?良いよ。私はカノと付き合えればそれで良いの！

カ 駄目！僕だってAの事、好きだよ！気持ちが一緒なんだから今すぐにでも付き合いたいよ!?でも、好きな人、大切な人を傷つける事は絶対したくないから!!だから、ね。お願い。

貴 っっ。

カ 大丈夫。いつか僕、Aの事迎えに行くから。だから安心して？Aが危険な目にあってたらすぐ助けに行くから。

貴 ほ、本当っ？信じて良いのっ？

カ うん。信じて。

貴 うん。

カ じゃあ、僕行くところあるから。行くね。

貴 あ、カノ、待っt

カ 最後に、愛してるよA。そして、大好きだよA。



そういってカノは行ってしまった。


貴 ぅっ あっ ううっ

私はそれから公園のベンチに座って目が腫れるまで泣いて、泣いて、泣いて、泣きまくった。

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