私は邪魔者でした。【すとぷり】 (ページ19)

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story13 ページ19

ころんside

みんな、覚えてる？僕がAちゃんのこと好きって言ったこと。その後、Aちゃんに「本当は好きじゃない」って言ったこと。

ほんとは、好きなんだよ。Aちゃんに「好きなわけない」って言ったあと、めっちゃ後悔した。Aちゃんが家出して嫌だった。みんなが寝てる時に僕はAちゃんを探してた。でも、どこにもいなくって、なんであの時あんなこと言っちゃったんだろうって泣いた時もあった。

まだ、君は僕のこと嫌いなのかな＿＿＿＿＿

夢主side

私は、るぅとさんの部屋を出て1階に行った。1階に行くと、ソファで寝てるころんさんがいた。

なんでそんなとこで………そうだ、毛布、どっかにあったはず…

私は自分の部屋に行き、毛布を探す。毛布を見つけ、1階に行き、毛布をころんさんにかけた。

あ……

なんで私、こんなことしてるんだろ…どうして…こんな人に優しくしてんだろ…バカみたい…

すると、

ころん「ん……」

え？嘘…起きた…？

『え…あ……』

最悪……起きちゃったよ……

ころん「ん？毛布…？Aちゃんがかけてくれたの？ありがと。」

『あ、はい…おはよう…ございます……』

ころん「おはよ。あと、おかえり。あの時はごめん。」

え…？あの時は…ごめん……？どういうこと…？

『ごめん…とは…？』

ころん「僕さ、Aちゃんに「好きなわけない」って言ったよね。あれは違うんだよ。」

『え…？』

ころん「ほんとは………き……なんだよ……」

『え…？今…なんて…？』

ころん「だから！ほんとは…すき…なんだよ……」

『えっ………』

私は「すき」と言われた瞬間、涙が流れた。

『ありがと…ございます……』

ころん「泣くなよw泣かせたみたいになってるじゃん。もう、泣き止んで？」

『だって…嬉しいんですもん…はじめて…「すき」と言われたら…泣いちゃうじゃないですか……』

ころん「ごめんね。Aちゃん。」

私はころんさんの腕の中にいた。ころんさんの腕の中は暖かくて眠ってしまいそうだった。

やっと見つけた＿＿＿＿＿＿

私のことを「すき」と言ってくれた人＿＿＿＿＿

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(´；ω；｀)