検索窓
今日:15 hit、昨日:1 hit、合計:2,917 hit

番外編, 4 ページ40

Aside





あれから3週間、、、



そろそろ、短期な私には我慢ができなくなってきた。







あの頃から、ラン姫の護衛についていた私だが、、、。









あの頃と変わらず、

私以外の人には、可愛い笑顔を向けるのに、私にだけは相変わらず冷たい。







そんなことだけなら、まだいい方だ。









私をここまでイライラさせる一番の理由は、








「きゃあ!!もうっ、後ろから脅かすなんてびっくりしましたわ、、、。シン、、、。」





「いゃ〜、申し訳ない。ラン姫のお姿が見えたもので、、、。ちょっとからかってみようと、、、。」



「まあ、ひどい人、、、。」


「でも、また面白い反応が見れて満足です。」


「シン〜、、、。少しは気をつかってくださらない?」









こんな笑顔の絶えない、ラブラブな会話をいつもいつもされるからだよ!!!





今この時も、二人はイチャイチャと笑いあいながら、私の目の前を歩く。



「もうっ、シン〜。」

ラン姫の可愛らしい声が遠くに聞こえる様な気がする、、、。









“シン”と私と同じようにその人の名前を呼ぶな、、、。







そこは、本当は私の場所だ、、、。






どいてよ。









そんなことを言えたらどんなにすっきりするか、、、。








幸せそうな二人をよそに、一人イライラしている私は、



これ以上、ここにいたくない。と思い、







そっと、その場を離れた。


シンが近くにいるんだし、私より頼りになる護衛だろう、、、。





















あれから、3時間後。






そろそろ、ラン姫の側へ行かないと、、、。と思い、ラン姫を探している時だった、、、。



辺りは夕日に照らされて、オレンジ色に染まっていた。









どこに行ったのだろう、、、?といろいろ探し回っていたら、

中庭のベンチにラン姫の姿が見えた、、、。






「ラン姫、、、。」





と声をかけ、駆け寄るが




足が急ブレーキをかけた、、、。









そこには、オレンジ色に染まるベンチに


一緒に座る二人の姿があった。









それだけじゃない、、、。









ラン姫の体を抱き寄せて、




ギュッと抱きしめる、





























シンの姿もあったのだ、、、。

番外編, 5→←番外編, 3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
7人がお気に入り
設定タグ:マギ , シンドバッド
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:てる | 作成日時:2018年6月27日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。