トリップ少女奮闘記【NARUTO】 (ページ7)

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6話ページ7

カカシ「はい、ここが俺の家ね」

うわぁー、何か"男の独り暮らし"ってまんまの家だなぁ

カカシ「なーにキョロキョロしてるの…取り敢えずお風呂入っておいで」

蛍『分かりました』

カカシさんの家に行く前に買ってもらった服を持ってお風呂に行く

キュッと蛇口を捻れば当然お湯が出てくるのだが…

蛍『ひっ！』

怖い！何故だか水が怖い！

怖い寒い苦しい怖い怖い怖い怖い怖い

カカシ「…蛍？大丈夫？」

あ、カカシさん…

蛍『カカシさん助けて』

バンっ！
私が助けてと言った途端に勢いよくドアが開く
私は咄嗟にカカシさんにしがみついた

カカシ「大丈夫？どうした？」

カカシさんは私を抱きしめながら、辺りを警戒したが当然敵とかではない
不思議そうに聞いてくる

蛍『怖い、カカシさん怖いぃ』

情けない事に震えは止まらないし、涙も溢れてくる

ポンポン…カカシさんが優しく背中を叩いて落ち着かせてくれる

カカシ「…取り敢えず、一度リビングに行こうか？」

私はコクリと頷いてギュッと力を入れた
連れてっての意思表示だ

カカシさんは苦笑しながらも優しくソファーに降ろしてくれた

カカシ「ゆっくりでいいから、何が怖いのか教えてくれる？」