14話 ページ15
ｲﾙｶ「えー…これからの君たちには里からの任務が与えられる訳だが、今後は三人一組の班を作り…各班ごとに一人ずつ上忍の先生が付き、その先生の指導のもと任務をこなしていくことになる」
やっと忍らしくなってきたな。
三人一組で任務、か。
気軽に話せる子と一緒がいいなぁ。
ｲﾙｶ「班は力のバランスが均等になるようこっちで決めた」
「「えーーー！！」」
まぁ、だろうな。
勝手にこっちで決めたら、そりゃヤバい班になるだろ。
イルカ先生は淡々と一班から名前を読み上げていく。
ｲﾙｶ「じゃ次、七班。春野サクラ、うずまきナルト！うちはサスケに…蛍！」
え？四人？
いや、ナルトと一緒で嬉しいけど。いいのか？
すると、隣でナルトが席をたってサスケを指さす。
ﾅﾙﾄ「イルカ先生！！よりによって優秀なこのオレが！何でコイツと同じ班なんだってばよ！！」
ｲﾙｶ「…サスケは卒業生28名中一番の成績で卒業。ナルト…お前はドベ！班の力を均等にしようとするとしぜーんとこうなるんだよ」
……ナルト、お前はいつから自分が優秀だと勘違いしていたんだ。いや、まぁ…あの時の多重影分身は凄かったけど。
私は隣でサスケに喧嘩を売るナルトをなだめ、
ぱっと手をあげる。
『…イルカ先生！三人一組ってさっき言ってたけど、七班は四人ですよ？良いんですか？』
まず一番の疑問はここだろう。
多分…原作は三人だった。
だが、今回は四人、原作とは違う…四人だ。
ｲﾙｶ「あぁ。四人一組の事例が無いわけじゃないしな。それに、七班を担当する上忍に許可も得ている」
『…そうですか』
今までにも四人一組の班があったということか…。
私がいることで何か変なことが起きなければいいけど。
というか…手間が増えるだけだと言うのに、物好きな上忍が居るもんだ。
ｲﾙｶ「じゃ、みんな午後から上忍の先生達を紹介するからそれまで解散！」
そうイルカ先生が言えば、
皆班でまとまりながら教室を去っていった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 6人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かるーあ | 作成日時：2022年11月29日 13時
