【2章】戦いの終わり ページ46
sideなし
後ろに抜けたマグナの炎の球を、マグナの言葉の意味を汲み取ったアスタがヒース目掛けて打ち返す
ヒース(囮りで引きつけ死角から魔法の反射__)
アスタが打ち返した炎の球を視認することはできるヒースだったが防ぐことはできない
炎を喰らったヒースは燃えている炎を消そうとするがその炎が消えないことに気づく
ヒース(ならば凍らせるまで__！)
自身の体を燃やすその炎を消そうと己の力で凍らせるヒース
だが、自身のことで一杯の時ほど周りのことは見えない
アスタ「まだだ」
目の前に現れた男の瞳を見た時
ヒースは初めてその表情に恐怖が宿る
アスタ「オレの身体はまだ動くぞ…！」
ヒース「ま、待て…」
アスタ「待つかぁぁぁぁああ」
振り上げたその剣をヒース目掛けて振り下ろした
貴「ったく、勝ち目なくなったからって逃げるなよな
それに…あっちも終わったみたいだ……」
地面で寝る覆面たちに呆れながら
アスタの怒りの叫びを聞いて向こうも終わったと悟るA
伸びている三人の服を掴み、引きずりながら仲間たちの元へと足を進めた
皆が皆、倒れるヒースを前に何が起こったのか分からず場が静まる
だが
ノエル「今度こそ…倒した！」
そのノエルの声で、見ていた村人たちの顔が喜びへと変わる
助かったことに喜びの涙を流す者、アスタ達に感謝を述べる者様々だ
マグナ「炎魔法"獄殺散弾魔球"からの…
炎拘束魔法"炎縄緊縛陣"」
倒れたヒースが逃げないようにすかさずマグナが拘束魔法で体を縛る
ノエル「あなた、見かけによらず器用なのね
褒めてあげるわ」
マグナ「やかましいわ！オレ先輩よ！？」
戦いが終わってばかりだとは思えないぐらいのいつも通りの会話…だがそれが本当に戦いが終わったことを示していて霧がかった空が晴れていくように村人たちの心が晴れていく
貴「あっ、マグナ、ノエル」
その声につられて離れた場所で戦闘していたAもマグナ達に合流した
ノエル「てかA、何で三人引きずってんの」
貴「私、拘束魔法使えなくてさ…だからそのまま連れてきた
申し訳ないけど、マグナこの三人もお願いしていい？」
いつものヘラヘラ顔を浮かべながらAは覆面三人をマグナに差し出す
「おうよ」と言いながら拘束魔法を発動したのを確認した後、Aはヒースの側にいるアスタの方へ近づこうとした
だが……
【水魔法"狭川の運流"】
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ソラ(プロフ) - コクマさん» そうですね、ベルフェゴールは怠惰を司る七つの大罪の悪魔ですね！ (2020年5月9日 21時) (
レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
コクマ(プロフ) - ベルフェゴールって確か七つの大罪の怠惰でしたっけ？インターネット昔調べた気がします (2020年5月9日 17時) (レス) id: 89bd0ee39f (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - シルバーウルフさん» コメントありがとうございます！やっと少しずつ物語が進んできました( ；∀；) (2020年5月9日 10時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - 待ってました。(o・ω・o) (2020年5月8日 22時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - シルバーウルフさん» はい、やっと入団決定しました(*^^*)いつもコメントくださりありがとうございます！ (2020年5月7日 19時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラ | 作成日時：2020年5月5日 18時
