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【2章】勝利の叫び ページ47

sideなし


【水魔法"狭川の運流"】


マグナの炎魔法を消す音が聞こえたと思ったら、覆面の一人が魔法を発動し逃げていく


近くにいたマグナにはもう魔力はなく
ノエルに至っては追跡できる魔法もなければコントロールができない


唯一追える手段と魔力があったAはアスタの方に足を進めていたため背を見せており


マグナ「…しまった、一人逃がした!
やっちまったクソー!」

貴「!?」



Aが気付いた時には覆面の姿は見えなくなっていた



貴(先に倒した一人か…
完全に気絶してるかと思って油断してた)


マグナの悔しそうな言葉を聞いて自分の浅はかさに顔を歪めた


ノエル「何をしてるの!
詰めが甘いわね先輩もAも!」



ザバァー



そしてノエルの言葉と共に形を保っていた"海竜の巣"が遂に崩壊し下にいた者たち全員がずぶ濡れになる


マグナ「ダハハ、まだまだだなノエ公ー!」


大きく笑うマグナと笑われてムスッとするノエルを見て、歪めていた表情に笑みが宿るA

そのまま視線を倒れているヒースを見つめている少年に移した




アスタ「どうだ…下民でも…勝ったぞ…!!

どおだコンチクショォォォオオ」



アスタの勝利の雄叫びがソッシ村に響く
耳にだけじゃなく、きっと心にも


ふら



叫び声が小さくなってアスタはフッと倒れる


貴「…おっと」



地面に倒れ込む前に近くにいたAがアスタを受け止めた



マグナ「アスタ!」


心配そうにこちらに近づいて来ようとするマグナに苦笑しながらAは言った


貴「大丈夫、寝てるだけ」

マグナ「寝てるだけかよ!?」


「なんだよ」といって笑うマグナを横目に、Aは寝ているアスタに目を向ける


貴「…本当に、お疲れ様」


受け止めた手に力を入れて
抱き抱えながらアスタを寝やすいところまで移動させた


そんな寝ているアスタを目で追うノエルは


ノエル(馬鹿で…うるさくて…下民で…

……けど…なんかすごいやつ)


アスタを認めながら自分の頬を染めていた





移動させたアスタの周りには村人が集まっており、各々アスタに称賛の声を上げていた

そしてそんなアスタの元へ
変な石ころを加えたアンチドリがアスタの頭向かって突っ込んできた


カカカカカ


頭に飛び込んでも起きないアスタにこれでもかとくちばして頭をつつく
流石のアスタもその痛みに耐えられず目を覚ますのであった


.

【2章】嫌な予感→←【2章】戦いの終わり



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作品ジャンル:アニメ
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ソラ(プロフ) - コクマさん» そうですね、ベルフェゴールは怠惰を司る七つの大罪の悪魔ですね! (2020年5月9日 21時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
コクマ(プロフ) - ベルフェゴールって確か七つの大罪の怠惰でしたっけ?インターネット昔調べた気がします (2020年5月9日 17時) (レス) id: 89bd0ee39f (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - シルバーウルフさん» コメントありがとうございます!やっと少しずつ物語が進んできました( ;∀;) (2020年5月9日 10時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - 待ってました。(o・ω・o) (2020年5月8日 22時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - シルバーウルフさん» はい、やっと入団決定しました(*^^*)いつもコメントくださりありがとうございます! (2020年5月7日 19時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ソラ | 作成日時:2020年5月5日 18時

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