【2章】襲撃 ページ38
side貴方
マグナの声が聞こえた後、私たちはソッシ村の入り口に降りて目の前の状況に唖然とする
貴「村が…霧に覆われている…？」
目の前のソッシ村全体を包む霧に驚きを隠せない
アスタ「ずいぶん天気悪い村っスね！」
ノエル「バカね！これ…魔法よ
おそらくこの中に入っても目的の場所には入れないでしょうね」
貴「それも村全体を包むだけの魔法…
同じ霧魔法の使い手が二、三人いるって考えた方がいい」
以前ソッシ村に来た時のことを思い出し、そんな魔法を使える村人がいなかったことを考えると
貴(何者かに襲われている…
私の天気魔法で霧を打ち消すにしても流石に二、三人で作り出してる魔法は無理だ
術者が目の前にいるなら何とかなるが…
なら…)
マグナ「オイアスタ、オマエの剣でこの霧切り裂け」
私が言葉にしようとした言葉をマグナが先に言い思わず微笑む
貴(流石、見た目によらず状況判断早いんだよなマグナ
これが魔法で作り出されたものであるのなら
アスタの剣で打ち消せる)
よく分かっていないアスタにマグナが怒鳴りながら説明をし、納得したアスタが霧を切り裂き前に進んでいく
アスタ「よし！霧が晴れ__」
先頭で霧を切り裂いていくアスタが嬉しそうに口を開いた瞬間
私たちの目の前に現れた状況は……
「うっ、うぅ」
「誰か…神よ……」
上空には巨大な氷柱たちが、地上にいる村人全員に向けて
？？「処刑」
解き放たれた
マグナ「炎魔法"爆殺散弾魔球"」
貴「天気魔法"快晴の怒り 乱撃"」
村人たちの元に氷柱が降り注ぐよりも早く私たちは村人たちのも元へと辿り着く
マグナの魔法は火の玉が散弾し氷柱のもとに行き打ち壊し
私は大気の熱を両拳に込めながら氷柱めがけ飛び込み、入り乱れるようにその拳を連続で放ちながら氷柱を壊していく
「え…！？」
氷柱を壊し終わった後に、どこから驚きの声が上がり私たちのローブを確認し歓喜の声を上げる
「魔法騎士団が…助けに来てくれた！」
その喜びと現在の状況に少し戸惑うが、村人たちの中心あたりで倒れている人を見つけ走り出す
マグナ「…何が起こってやがる」
貴「……村長っ！！」
マグナ「！？」
私は近くにいたマグナに目もくれず村長の元へと走った
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ソラ(プロフ) - コクマさん» そうですね、ベルフェゴールは怠惰を司る七つの大罪の悪魔ですね！ (2020年5月9日 21時) (
レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
コクマ(プロフ) - ベルフェゴールって確か七つの大罪の怠惰でしたっけ？インターネット昔調べた気がします (2020年5月9日 17時) (レス) id: 89bd0ee39f (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - シルバーウルフさん» コメントありがとうございます！やっと少しずつ物語が進んできました( ；∀；) (2020年5月9日 10時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - 待ってました。(o・ω・o) (2020年5月8日 22時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
ソラ(プロフ) - シルバーウルフさん» はい、やっと入団決定しました(*^^*)いつもコメントくださりありがとうございます！ (2020年5月7日 19時) (レス) id: d346541665 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ソラ | 作成日時：2020年5月5日 18時
