【黒バス】キセキ達には何か見えるそうです。

霊力Lv.23　お手伝い ページ24

そうこうしているうちに体育館についた。

A「よいしょっ…ふぅ。手伝ってくれてありがとう！助かったよ〜」

黄瀬「お安い御用っスよ！いつでも頼って下さいっス」

私は仕事に戻った。そこへ、さつきが戻ってきた。

そういえば黄瀬くんは部活やってないのかな？流石に知らないだろうけど、さつきに聞いてみよう。

A「ねぇさつき。黄瀬涼太くんって知ってる？」

桃井「知ってるよ！黄瀬くんがどうかしたの？まさか好きとか⁉」

A「え！まさか！今日初めて話したんだけど、あんなに体格良いのに

部活やってないとは思わないから、何部に入ってるのかなーって。知ってる？」

桃井「んー確か黄瀬くんは部活入ってないよ。

モデルやってるから部活やっちゃうと調整出来ないんじゃないかな？

でも確かに体格いいし、背も高いからバスケ部にはもってこいな感じだよね〜」

A「そうかも！今度勧誘してみようかな。教えてくれてありがと！」

中学生でモデルって出来るんだ…。確かにあの整った顔ならモデルやっててもおかしくないな。

あっ、そんな事より仕事しなくちゃ。次は…タオル用意しなくちゃ。

私は部室棟のランドリーに向かった。


タオルを前が見えなくなるくらいどっさり抱えて体育館に向かおうとしたが、

途中で倒してしまった。私は急いで拾い、ゴミを払っていると、また誰かに話しかけられた。

赤司「やぁ。大変そうだね。俺が半分持っていくよ」

A「こんにちは！すみません、手伝ってもらって…」

赤司「いや、謝らなくていいよ。あと、敬語じゃなくて大丈夫さ」

続々と敬語解除されてるな、私。呼び方は…赤司くんでいいか。

ていうか、半分とか言って半分以上持たせちゃってる…。

A「あ、うん…ありがとう。そういえば、赤司くんはなんで部活に参加してないの？」

赤司「あぁ、参加していないんじゃなくて、俺は先生に用があったからね」

A「そうなんだ！副部長さんは忙しいんだね〜」

赤司「俺はそんなに忙しくないよ。寧ろ杠や桃井の方が忙しいだろう？

いつも俺達のために尽くしてくれて感謝しているよ」

こんなにはっきり感謝の言葉を伝えられる人に初めて会った。

ていうかはっきり言って恥ずかしい！また顔が熱くなっていくのが分かる。

A「なっ…そんなサラッと言われると恥ずかしい…」

赤司「思ったことを言ったまでだよ」

と言って赤司くんは微笑んだ。


今日はよく顔が赤くなる日なのかな。

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