霊力Lv.21 新たな出会い ページ22
週が明けて今日は月曜日。今日も変わらず、さつきと登校する。
A「おはよう!」
桃井「おはよ!ねぇねぇ、今、いる?」
私は一瞬意味が分からなかったが、すぐに理解した。そういえば、打ち明けたんだった。
私は辺りを目だけで見回した。今は何もいないようだ。
A「今は何もいないかな。あ、誰にも霊感の事、言わないでね!
私、霊感のせいで小学校時代に散々イジメられたから…。気持ち悪いってさ」
あぁ、余計な事までしゃべってしまった。悪い癖がでた。
A「あ、ごめん…今のは余計だったね」
桃井「ううん、大丈夫!わかった。そうするね〜」
私達は学校に向かって歩き出した。
* * *
桃井「さ、A!今日から一緒の一軍だよ!行こっ」
A「うわ!さつき速い!待って〜」
授業が終わり、帰る人やら部活に行く人やらで廊下がごった返すなか、
さつきは私を置いてさっさと行ってしまった。
よくこの中を進めるなぁと考えながらどうにか足の踏み場を探していると、ぶつかってしまった。
A「うわっ!」
私が後ろに倒れそうになったところを手を掴んで止めてくれた。
??「大丈夫っスか?ケガはないっスか?」
私は霊感の事を思い出してしまい、咄嗟に手を払い除けてしまった。何という失態。
A「あっあの!助けてくれてありがとうございました!えと、払い除けて
しまってごめんなさい!!視えたら悪いかと思って…」
最後の方はあまり聞かれたくないから、小声で言ったつもりだったのだが。
??「は?どういう事っスか?」
聞こえていたようだ。ピンチ!
A「あっいえ!なんでもないですすみません!お気になさらず…。
あの、お名前をお伺いしてもいいですか?恩返ししたくて…」
黄瀬「いやいや、ただ手を引いただけだし、ぶつかったのはこっちっスからいいっスよ。
俺は黄瀬涼太っス!よろしくっス!君の名前は?」
A「私は杠Aと言います。バスケ部一軍のマネージャーやってます」
黄瀬「へぇ〜すごいっスね!じゃ、頑張って下さいっス」
A「ありがとうございます。では」
そういえば、黄瀬涼太って名前、どこかで聞いた事あるような…?誰だっけ?
バスケ部ではない。同じクラスでもない。誰なんだろう?
というか、周りの女子の目線が恐ろしく鋭かった…本当になんだ?あの人。謎多すぎ。
そんな事よりも、早く部活に行かなきゃ。
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福井の岡村いじり
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きゃらめるりぼんぬ - 気付かぬうちに15000hit超え…だと!?更新ペース落ちました(すみません)が、これからも見捨てずにこの作品をよろしくお願いします。掛け持ちしてる方はネタ切れ中なので更新停止してます。すみません。 (2018年6月30日 12時) (レス) id: 845d9aa2e8 (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめるりぼんぬ - ミリイ(灰崎信者)様、コメントありがとうございます。分かりました!出せそうだったら出します。「出せる」と断言出来なくてごめんなさい。 (2018年5月10日 23時) (レス) id: bc4f52654b (このIDを非表示/違反報告)
ミリイ(灰崎信者)(プロフ) - 祥吾様も出して欲しいです 祥吾様が居ないキセキは嫌い(特に赤司、青峰、黄瀬嫌い祥吾様に酷い事したから) (2018年5月4日 18時) (レス) id: 99fc6b4eef (このIDを非表示/違反報告)
きゃらめるりぼんぬ - 宿題の合間に来ました。さくら様、コメントありがとうございます!アンケートもありがとうございます!参考にさせていただきます。 (2018年4月29日 15時) (レス) id: 9e874d92a7 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 面白くて続きを楽しみにしています。恋愛要素入れて欲しいです。更新これからも頑張ってください! (2018年4月29日 10時) (レス) id: ac76a0e345 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きゃらめるりぼんぬ | 作成日時:2018年3月7日 20時