【黒バス】キセキ達には何か見えるそうです。

霊力Lv.17　登校中 ページ18

今日は休日練の日。だが朝さつきと登校するのは変わらない。

A「おはよう！昨日は一緒に帰れなくてごめん」

桃井「ううん、大丈夫！A、今日は平気なの？あまり無理しないでね」

A「ありがとう。そういえば私、休日出るの初めてかも！ちょっと楽しみ！」

桃井「そういえばそうだね！休日は時間あるから長くて大変だよー」

なんて他愛もない話をしながら歩みを進めていると、

前の方にえっと…あ、黒子テツヤくんだっけ？を見つけた。

いつも放課後遅くまで残って練習してる、バスケ熱心な人だったかな？

私はパラパラと三軍バスケ部の部員についてまとめたノートを見て確認した。

桃井「何見てるの？…あ、私、この黒子テツヤって人、知ってる！

赤司くんが注目してたような気がする…。うろ覚えだけどね〜」

赤司さんが？何故だろう。私が休んでる間に何かあったのかな？

某バスケットボール漫画の某マネージャー風に言うなら、「要チェックや！」

A「声かけてみる？」

桃井「うーん…赤司くんが注目する理由が知りたいから、そうしよう！」

私は少し先を歩いていた黒子くんの元へ小走りで駆け寄った。

A「おはよう、黒子くん！私達と同じ時間に来るなんて、早いね！

始まるまでまだ50分くらいあるのに…」

黒子「おはようございます。自主練しておこうかと思ったんです」

A「うわーすごいね！放課後も１人で練習してるのに朝もやるなんて」

黒子「ありがとうございます。早く一軍になって、試合に出てみたいんです。

まぁ、叶わないかもしれないですけど…」

黒子くんは少し俯いて、眉尻を下げて悲しげに微笑んだ。

A「いや、諦めちゃダメ！きっと叶うよ、その夢！…あ、そうだ。

この子、一軍マネだから色々聞きな？予習のつもりで！」

そういやさつきが空気だった…と私は思い出し、さつきの事を話題に出したけど、

自然に出来ただろうか…？少々強引だった気が…。

桃井「えっ急に振られても…。あ、私の事知らないよね？私は「桃井さん、ですよね？」」

さつきは目を丸くして驚いた。どこで接点があったんだろう？

黒子「この前、赤司くんが僕を呼んでると言って第三体育館に僕を呼びに来ましたよね？」

それは知らなかった。というか、気付かなかった？あ、多分洗濯に行ってたのかな。

桃井「…あ！あの時か！じゃあ、えっと、何が聞きたい？」

黒子「そうですね…」

と、２人は話し出した。黒子くん、一軍行けたらいいな。

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