★第2話☆ ページ4
やがて、入口付近のコートからテニスの音が聞こえてきた。
でもすぐに止んでしまう。
顔を覗かせると、紫と白のジャージが目に入った。
A「にぃにぃ、みんな…」
立ち尽くしていると、愕然としているとん平にぃと耕介にぃに背を向けた永四郎にぃと目が合う。
木手「おや。誰かと思ったら…」
ほかのみんなもこちらに気付く。
甲斐「A！」
田仁志「Aさー！」
知念「久しぶりやっさー」
嬉しくて言葉を失っていると、にぃにぃは優しく私の頬に触れた。
平古場「元気そうでよかった」
そう言って優しく抱き締める。
A「にぃにぃ…会いたかった…」
私の目からはポロポロと涙が溢れてきた。
少しすると、にぃにぃは腕を離して私の涙を親指で拭う。
平古場「永四郎、もっと浸らせてくれよ〜」
にぃにぃの肩には、永四郎にぃの手が乗っていた。
木手「あとにしてください。遅刻します」
平古場「ちぇ」
甲斐「あいかわらずさー;;」
木手「さてA、合宿所はこちらの道であっているんですよね？」
A「う、うん。それより、その筏は…？」
ちょうど5人が乗れそうなサイズ
木手「察してください」
A「…察しました」
木手「よろしい。まあ、これはあの高校生2人に差し上げますが」
一瞬もったいないと思ったけど、確かに合宿中は邪魔っちゃあ邪魔だよね…
田仁志「あ〜腹減ったさー」
A「合宿所には立派な食堂あるよ♪先行ってて？」
田仁志「よっしゃあ！」
知念「Aは？」
A「最後の『青学』見てく」
平古場「そーか…じゃ、またあとでな」
A「うん」
5人の後姿を見送り、とん平にぃと耕介にぃに声をかける。
A「大丈夫？」
平理「や、やあ、姫ちゃん、君のお兄さんたちは凄いねぇ」
A「ﾌﾌｯ でしょ？」
天神「！ありがとう、姫ちゃん…その天使の笑顔で元気が出たよ」
A「えっと…どういたしまして？」
すると2人は立ち上がって、コートの外に出た。
平理「ちょっと待ったぁ！そこのお兄さんたち！」
あっ、『青学』だ…！
天神「この合宿に特別参加を許された超中学生選抜ってのは、キミたちなんだろ？」
桃城「いや〜それほどでも」
耕介にぃがｺﾄｯと缶を置く。
天神「ここを通りたきゃ缶倒しやって行きな。1人10球やるからよ…」
平理「おいおい、こんな事も出来ねぇんじゃ、ここじゃ用済みだぜ？やれや中学生ども！」
ヤンキー口調のわりには…結構ルール優しいよね(^_^;
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
シューズ
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 191人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
soccer♪ - 吹雪彩香さん» ありがとうございます！ (2020年7月26日 19時) (
レス) id: f30235549d (このIDを非表示/違反報告)
soccer♪ - 海堂くんLOVEさん» （＾∇＾）b (2020年7月26日 19時) (レス) id: f30235549d (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - 初めまして作品見ました。更新頑張ってください^ - ^ (2020年4月20日 12時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
海堂くんLOVE - 私は薫って呼んでます (2019年6月22日 15時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
soccer♪ - 海堂くんLOVEさん» 可愛いから"薫ちゃん"呼びしちゃってますw (2019年6月15日 1時) (レス) id: f30235549d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
