☆第25話★ ページ27
夕食は、景吾にぃと精市にぃと同じテーブルで食べることにした
A「反省会、だっけ?」
跡部「あぁ。だがその前に、聞きたいことがある」
A「聞きたいこと?」
精市にぃも首を傾げる
跡部「…何者だ?お前」
A「えっ?」
跡部「お前程の実力があって、全く情報がない…無名だなんて、不自然だと思ってな」
A「…そうかな?」
幸村「確かにそうだね。テニスは誰から教わったの?」
A「んー…にぃにぃ達の見様見真似で、ほぼ独学かも」
幸村「独学…凄いね。スクールに通ったり、部活に入ったりはしなかったのかい?」
跡部「比嘉中にも女子テニス部くらいあるだろ?」
A「女子、テニス部…」
心臓の鼓動が早くなる
跡部「ま、だとしても、お前からしたら相手にならねーか」
幸村「ふふっ、男子の方に入った方が思いっきり楽しめそうだよね。ココみたいにさ」
─────
女子「また男子の方に行ってたばぁ?」
女子「ちょっと出来るからって生意気さー」
女子「どーせ媚び売りに行ってるだけ」
女子「うわ、サイテー」
A「違っ…ただ、頼まれて…」
女子「邪魔だからどいて」
女子「やーの場所ないし」
女子「もう戻って来なくていいよー」
女子「「キャハハハ」」
─────
幸村「…ちゃん?Aちゃん」
A「!え、と…」
幸村「大丈夫?顔色悪いよ?」
景吾にぃは額に手を当ててくる
跡部「熱はないようだが」
A「だ、大丈夫。私の話はいいからさ、反省会しようよ」
幸村「…そうだね。無理は良くないから、簡潔に終わらせよう」
跡部「食べたらさっさと寝ろよ?」
A「…うん」
その後、二人に簡単にアドバイス(?)をして解散した
部屋に戻った瞬間、ドアに寄りかかるように座り込む
嫌な記憶が頭の中をグルグルと回り、目頭が熱くなってきた
自分に言い聞かせるように「大丈夫」と心の中で呟くも、逆効果なのか胸がギュッと苦しくなる
すると、後ろからノックされた
平古場「A、入るよ?」
慌てて立ち上がるも、呼吸が浅くなっていたのか、酸欠で立ちくらみを起こしてしまう
にぃにぃは部屋に入るや否や、すぐ私を抱き留めた
平古場「っと」
そのままベッドに運ばれる
平古場「どーした?」
A「っ…怖ぃ…大丈夫、なのに…頭ん中、ずっと…」
察したのか、一瞬悲しそうな顔をしたものの…優しく微笑んで手を握り、頭を撫でてくれた
平古場「ん。だいじょーぶ。わんが傍に居るさー」
- 金 運: ★☆☆☆☆
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soccer♪ - 吹雪彩香さん» ありがとうございます! (2020年7月26日 19時) (レス) id: f30235549d (このIDを非表示/違反報告)
soccer♪ - 海堂くんLOVEさん» (^∇^)b (2020年7月26日 19時) (レス) id: f30235549d (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - 初めまして作品見ました。更新頑張ってください^ - ^ (2020年4月20日 12時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
海堂くんLOVE - 私は薫って呼んでます (2019年6月22日 15時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
soccer♪ - 海堂くんLOVEさん» 可愛いから"薫ちゃん"呼びしちゃってますw (2019年6月15日 1時) (レス) id: f30235549d (このIDを非表示/違反報告)
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