☆第1話★ ページ3
朝日で目が覚める。
腕の中の熊のぬいぐるみを抱きしめて二度寝しようとして、はっとした。
今日、中学生が来る日だった。
枕元の体温計を額にかざし、ピッとボタンを押す。
36.8度…よし、熱なし!
ちなみに平均は、36.5〜37.0度。
いたって健康な体温なんだけどね。
クローゼットを開けると、チラリと比嘉中テニス部のジャージに目をやり、U-17のジャージを取って着る。
ポニーテールに髪を結って部屋を出た。
A「おはよ〜!」
挨拶をして食堂へ入ると、みんな少し驚いていたけど、すぐ笑顔で迎えてくれた。
入江「おはよう、姫ちゃん」
A「奏多にぃ、おはよ」
種ヶ島「おっはよ〜!」
後ろから勢いよく抱き着かれる。
A「わっ、修二にぃ!」
鬼「今日は体調いいのか?」
A「うん。熱もないしね♪」
徳川「姫、朝食は食べれそうか?」
A「食べる。お腹空いた〜」
徳川「そうか、よかった」
修二にぃ誘導されて席に着くと、カズヤにぃが食事を盛り付けて持ってきてくれた。
私が食べれる量を分かってらっしゃる…
A「ありがと」
カズヤにぃは私の頭を撫でると、隣に座った。
4人「いただきます」
ふと、十次郎にぃが手を止める。
鬼「そういえば今日、中学生が来るんだよな?」
A「そうなの!めっちゃ楽しみ♪」
入江「姫ちゃんのお兄さんも来るんだったね?」
A「たぶん半年ぶりくらい」
徳川「よかったな」
A「うん!」
4人は私が食べ終わるのを待ってる間に、再び中学生の話を始めた。
徳川「この合宿に、中学生が耐えられますかね…?」
A「大丈夫だよ。一応私、中学生だし」
鬼「姫は基準にならん」
A「え〜」
種ヶ島「とにかく、中学生らがどれくらいの実力か楽しみやな」
A「それは私も気になる」
食べ終わると、一緒に食堂をあとにする。
入江「僕たちは練習に行くけど、姫ちゃんはどうする?」
A「入口の方に中学生見に行く。とん平にぃと耕介にぃがチャチャ入れに行ってるだろうからね」
入江「そっか;;気を付けてね?」
A「は〜い」
4人に手を振り、外に出た。
少し冷たい風に、もう秋なんだなぁと感じる。
森の方へ入っていくと、向こう側から歩いてくる人影が見えた。
慌てて草むらに身を潜める。
あのジャージは…『氷帝』
『立海』『四天宝寺』などの学校ともすれ違う。
にぃにぃたちはまだかな…?
私はワクワクしながら、歩く足を速めた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
シューズ
ラッキーカラー
あずきいろ
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8
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X
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西 - この方角に福があるはずです
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soccer♪ - 吹雪彩香さん» ありがとうございます! (2020年7月26日 19時) (レス) id: f30235549d (このIDを非表示/違反報告)
soccer♪ - 海堂くんLOVEさん» (^∇^)b (2020年7月26日 19時) (レス) id: f30235549d (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - 初めまして作品見ました。更新頑張ってください^ - ^ (2020年4月20日 12時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
海堂くんLOVE - 私は薫って呼んでます (2019年6月22日 15時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
soccer♪ - 海堂くんLOVEさん» 可愛いから"薫ちゃん"呼びしちゃってますw (2019年6月15日 1時) (レス) id: f30235549d (このIDを非表示/違反報告)
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