★第10話☆ ページ12
翌日
A「サーブは金ちゃんからでいいよ〜」
遠山「よっしゃ行くで!」
試合を始める姫ちゃんを見て溜め息をつく
入江「大丈夫なのかな…?」
徳川「今日は2時間だそうです」
種ヶ島「じゃあ、試合なら1時間くらいで終わらせないとアカンな」
鬼「終わればいいが…」
審判「15-0」
試合は順調に進んでいき、30分経過した時点で4-0
余裕そうだね
遠山「何でや〜必殺技出せへん〜」
A「だって、出させないようにしてるんだもん♪」
姫ちゃんのプレイスタイルは、とにかく相手の力を最小限に抑える
病弱でもある程度テニスができるのは、これのおかげでもあるんだよね
A「これで終わり?」
遠山「いやや、終わらせへん!」
その後、遠山くんが粘りを見せてきた
姫ちゃんが勝っているものの、1ポイント1ポイント、ラリーが長くなっている
これは…
齋藤『遠山くん、A、時間切れです。試合はそこまで』
アナウンスが流れ、二人の手が止まる
A「え〜」
遠山「制限時間?そんなん聞いてへん!」
審判「コーチの指示により、ゲームセット。5-0で平古場Aの勝利となります」
遠山「そんなぁ…」
落ち込む遠山くんに、姫ちゃんはギュッと抱き着いた
中学生たちがどよめく
A「ありがと」
遠山「?おん、また試合しよな!」
彼は純粋みたいだ
A「あ、4人とも来てくれてたんだね♪」
コートから戻ってきて、満面の笑みをみせる姫ちゃん
入江「もちろん。心配だったから」
A「心配されなくても勝ちます〜年下だって容赦しないよ!」
入江「そうじゃなくて。久しぶりの独断試合だったからさ」
姫ちゃんは基本、運動時間が制限されているだけで自由に行動できる
勝手な試合は厳禁だけど、彼女は例外ってわけ
ただ…コーチが組んでるスケジュール以外に試合をすると、対戦相手によっては身体に余計な負荷がかかってしまって、正直危ない
少しだけ自重してくれてはいるんだけど…
A「大丈夫だよ。相変わらず心配性」
鬼「誰だって心配になるぞ」
徳川「前科がありますからね。それも複数」
種ヶ島「そやな☆」
A「前科って;;」
入江「とにかく、シャワー浴びて夕食までしっかり休むこと」
A「はーい」
後ろ姿を見送り、中学生たちに視線を移す
種ヶ島「同年代の存在が嬉しいんやな、姫」
徳川「しばらく高校生に囲まれて生活していましたからね」
鬼「はしゃぎ過ぎて、無駄に体調崩さなきゃいいが…」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
シューズ
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
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soccer♪ - 吹雪彩香さん» ありがとうございます! (2020年7月26日 19時) (レス) id: f30235549d (このIDを非表示/違反報告)
soccer♪ - 海堂くんLOVEさん» (^∇^)b (2020年7月26日 19時) (レス) id: f30235549d (このIDを非表示/違反報告)
吹雪彩香 - 初めまして作品見ました。更新頑張ってください^ - ^ (2020年4月20日 12時) (レス) id: 9f5e24e49c (このIDを非表示/違反報告)
海堂くんLOVE - 私は薫って呼んでます (2019年6月22日 15時) (レス) id: 53026d57c3 (このIDを非表示/違反報告)
soccer♪ - 海堂くんLOVEさん» 可愛いから"薫ちゃん"呼びしちゃってますw (2019年6月15日 1時) (レス) id: f30235549d (このIDを非表示/違反報告)
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