【テニプリ】U-17の病弱少女

☆第9話★ ページ11

平古場「それで、オススメの相手は誰かって？」

夕食バイキングを楽しみながら、比嘉中のみんなに相談してみる

A「うん。修二にぃたち的には、私の試合が見れれば誰でもいいみたいでさ…」

甲斐「Aは誰か対戦したい奴いないのか？」

A「にぃにぃ」

平古場「えぇぇ…」

A「でも、そもそもリストに比嘉中の5人は載ってないんだよね」

何故かホッとしているにぃにぃ

木手「では敢えて、アナタが苦手なパワープレイヤーと対戦してみては？」

A「なるほど」

木手「あと、持久戦も苦手でしたよね？」

A「それは苦手というか、NGというか…」

田仁志「まだ病気良くなら＃＊ｑ＾％」

モグモグと美味しそうに頬張りながら話す

木手「飲み込んでから話しなさい;;」

A「ﾌﾌｯ 喜んでもらえて何より」

知念「Aの手料理、久しぶりさー」

A「せっかくだから沖縄料理取り揃えました♪にぃにぃ、裕次郎にぃ、ゴーヤチャンプルーどう？」

平古場「あ、あ〜…じゃあ、手っ取り早く各学校の部長さんたちと対戦してみれば？」

甲斐「俺も賛成〜」

めっちゃ無理矢理、話逸らされた(´・ω・｀)

A「まあ、たしかにそれ楽しそうだね！じゃあとりあえず…手塚国光、跡部景吾、幸村精市、白石蔵ノ介…」

4人の名前に○印を付けていく



夕食を終えると、すぐモニタールームに向かった

A「齋藤コーチ、決めたよ！」

齋藤「おや、早いねぇ」

渡した紙を見ると、一瞬固まる

A「どうしたの？」

齋藤「…なかなか大胆だね？」

そう言いながら黒部コーチに紙を渡した

黒部「手っ取り早いですね。貴女には制限時間があるので、こちら側がデータを取りやすい妥当なメンバーでしょう」

褒められた？さすがにぃにぃ♪

A「いつからやるの？明日？」

齋藤「シャッフルマッチをやって、半分くらい“崖”に送ってからかな」

A「え。結構先だね…」

齋藤「急ぎだとは一言も言ってないでしょ？まあ、できるだけ早くセッティングしてあげるよ」

A「はぁい」




裏道から自室に戻ると、ちょうどドアがノックされる

開けると、リョーマくんと金太郎くんが立っていた

A「…えっと？」

予想外の来客に少々戸惑う

越前「コーチから聞いたんだけど、うちの部長たちと試合するんスよね？」

A「まだ先だけどね」

遠山「部長らばっかズルいで！ワイらも姉ちゃんと勝負してほしいんや！」

キラキラした目で見つめられた

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