75スレ目『おバカ少女と決闘』 ページ34
「テメエ、俺に手出したら、俺、お、おお怒るからな!!」
「Aちん頑張って〜」「アツシ!ハナセ!!オレガアイツヲ!!!」
「助けるという選択肢は!?」
ぐ、ぐぬぬ……確かに今までちょーっぴり怖いお兄さんを相手にしたことは、あったりなかったり?だけど?まあワタシ、純潔真面目少女だから?そんな野蛮なことしな……
「グゥウウウウ!!!」
「ぺげぇゃあ!!?」
怪物が容赦なく、鋭い爪を振り下ろした。
俺は間一髪で後ろに跳ね跳び避ける。地面がえぐれたのが目に映った。
あの怪物、明らかに俺に恨みあるよな!!?
でも俺とアナタは初対面です。あ、もしかして、赤司が操作してるロボットだったり?まっさかー。
とか呑気に考えているうちにコイツはまた俺に攻撃を仕掛けた。
俺様じゃなきゃ避けられなかったぜ……。
「じゃねえんだよ!!いい加減にしろ!グーグーガーガーうっせえんだよ!!犬!ペットカフェに帰れ!!!」
流石に堪忍袋の緒が切れた。
だって俺、何もしてねえのに!
俺は覚悟した。コイツを葬ってやると。
怪物の背後に素早く回りこむ。怪物が反応しようとする。
それよりも先に、近くにある木を利用して高く飛び、そして首めがけて後ろ回し蹴りを繰り出す。
怪物の首が、ポッキリと折れる。
「……本当にロボットだったのか」
中に機械のようなものが詰まっている。
もしかして本当に赤司が造ったロボット?まずいことしちゃった、俺?いや、まあいっか。
そんなことを気楽に考えながら、俺はかっこ良いポーズを決める。
歓声があがる。
「フッ……惚れてもいいんだぜ?」
「Aっちカッコイイ!!」
「ブラボー!凄い!感動したよ!今度は俺と」「お断りします」
さすがにエレガントヤンキーとヤル気は無いっす。ファンにグチャってやられるんで。
「ていうか、緑ちんがあの怪物連れてきたせいで、俺たちまた逃げるはめになってほんと最悪〜」
「当の本人はどこに……?あ、そうだアツシ。あの二人と合流しないと」
「つっても、どこに〜?」
「浜辺だな」
「なんで峰ちんが分かるの」
しかし青峰の野生の勘は恐ろしいほど当たる。
二人は言う通りに、浜辺へと向かっていった。
「……岡村サンは?」
「ワシは折角此所まで来たんじゃ。城も目の前やしのう」
「ていうかなんで追いかけられてたんだよ」
「浜辺で駄弁ってたら襲われた」
「はあ〜、俺たちが来た意味って…………」
○花「クリスマス番外編はやらなかったくせにお正月はやるんだな」赤○「前作はクリスマスをやってお正月をやらなかったからか」○花「いや、ただ単に作者が忘れてただけらしいけどな」赤○「ちなみに正月ネタは全く持って無い」→←74スレ目『おバカ少女と怪物』
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真鶴 - お久しぶりです!学校のこととかで返信おくれて本当にすみません!私のまわりはけっこう腐の子多いですよww (2015年12月12日 20時) (レス) id: 9111b365ad (このIDを非表示/違反報告)
まこちー。@元:檸檬♪(プロフ) - お知らせ:もうそろそろ一気に更新します〜。明日か明後日くらいかな? (2015年12月12日 1時) (レス) id: 938da080e1 (このIDを非表示/違反報告)
ハク - 赤司君何やってるの((((゜д゜;))))って思った私は悪くない!(キリッ)こちらこそ遅れてすみませんm(_ _)m私の周りには黒バス好きな人いないんですよ〜腐女子的な意味でwww (2015年11月23日 21時) (携帯から) (レス) id: 68cf70fc9b (このIDを非表示/違反報告)
まこちー。@元:檸檬♪(プロフ) - 涼花さん» コメントありがとうございます〜(^o^) 応援嬉しいです!身にしみます……!これからも亀更新になりがちですが、頑張ります!ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ (2015年11月22日 19時) (レス) id: 938da080e1 (このIDを非表示/違反報告)
涼花 - 面白いです!これからも頑張って下さいね〜! (2015年11月22日 9時) (レス) id: c34fb149ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まこちー。 | 作成日時:2015年4月12日 15時