73スレ目『おバカ少女とマネージャーの努め』 ページ32
「……なるほどな。あの魔王の仕業か……」
「そんなことよりさ〜、俺、城に行かなきゃならねえんだよな。どうしよ。花宮、お前とサトリのホモォ劇場見せられた俺への賠償金の代わりに、案内してくれよ」
花宮は、めっっっちゃ嫌そうな顔を俺に向けてきた。
そんな顔しなくても……。
「はぁあ?俺はいきなり此処に連れてこられたんだぞ?知るわけねえだろバァカ。ていうか被害受けたの俺もだからな?」
「チッ、使えねえ変態女装野郎だな。ザキ、お前は?」
「俺も知らn「だろうな」……」
どうやら、ここに居る奴ら皆知らないという。
仕方ない。花宮を連れて行こう。
「いや何でだよ!俺は知らねえって言ってんだろ!」
「だってお前がここにいるってことは、いずれにせよなんかの任務で必要だったってことだろ。他のチームの妨害のためにもお前が必要なんだ」
「わー、Aちゃん推理してるけどやっぱりクズだー」
「本当、とんでもない奴がマネージャーになったな」
「それじゃあ花宮、俺たちは帰る」
「あぁ゛!?ざけんな!」
「だって俺たちは、お前が目覚めるまで長い時間待っていたんだぞ。もう帰っていいだろ」
「じゃあな花宮」
「あとは頼んだ」
ぞろぞろと霧崎メンバーが帰って行ってゆく。主将とはなんだったのか。
「はあああああ!!?おいお前ら……っ」
「はいはい、一緒に行きましょうね〜お姫様」
俺は花宮を捕らえるようにお姫様抱っこをする。
すると花宮がざけんなと暴れだしたので、仕方なく肩に担ぐ。
「これでいいだろ?」
「よくねえ!降ろせ!!ていうか、なんで担げんだよ!」←67kg
「男子一人ぐらい担げないで、マネージャーは努められないって話よく聞くだろ」
「聞かねえよ!!」
なんだこんだで花宮を無視し、俺は適当に進んでいった。
にしても。かなり時間をロスしてしまった。はあ……。
・
・
「おっ、見える!城だ!」
「……あー、そーかよ」
案外、あまり時間かからずに行くことが出来た。
俺はスキップするように進んでいった。
「おいっ、揺らすなっ」
「ふっふふ〜ん♪……ああでも、あいつらとっくに着いてるよなあ」
まあいいや、契約書とか書いたわけじゃああるまいし。約束は無かったことにしよう。
そうしてあと何メートルかで城に着く……そのときだった。
「「「うぉおおおおおおぁああああ!!!?」」」
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真鶴 - お久しぶりです!学校のこととかで返信おくれて本当にすみません!私のまわりはけっこう腐の子多いですよww (2015年12月12日 20時) (レス) id: 9111b365ad (このIDを非表示/違反報告)
まこちー。@元:檸檬♪(プロフ) - お知らせ:もうそろそろ一気に更新します〜。明日か明後日くらいかな? (2015年12月12日 1時) (レス) id: 938da080e1 (このIDを非表示/違反報告)
ハク - 赤司君何やってるの((((゜д゜;))))って思った私は悪くない!(キリッ)こちらこそ遅れてすみませんm(_ _)m私の周りには黒バス好きな人いないんですよ〜腐女子的な意味でwww (2015年11月23日 21時) (携帯から) (レス) id: 68cf70fc9b (このIDを非表示/違反報告)
まこちー。@元:檸檬♪(プロフ) - 涼花さん» コメントありがとうございます〜(^o^) 応援嬉しいです!身にしみます……!これからも亀更新になりがちですが、頑張ります!ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ (2015年11月22日 19時) (レス) id: 938da080e1 (このIDを非表示/違反報告)
涼花 - 面白いです!これからも頑張って下さいね〜! (2015年11月22日 9時) (レス) id: c34fb149ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まこちー。 | 作成日時:2015年4月12日 15時