【黒○】俺の周りが無自覚リア充共で溢れかえっているんだが、弐。

45スレ目『おバカ少女と盗聴器？』 ページ4

「あ、赤司。どういうことなのだよ、リア充とは誰のことを指している？」


「紛れも無いお前たちに決まっているだろう？
　 俺は知っている……お前らが、日常茶飯事にハグをしていることを！！！」


「え〜、別に俺はしたくてしてるんじゃないし〜」


「そっ、そんなアツシ……！やっぱり、隣のクラスの山田が……」


「あーうそうそ。ごっめんすっごく嘘だからやめて」


「え？俺たちハグしたことないよな？黒子」


「いつもしていることがソレなのに気づかない火神君ぐうかわ(ええ、そうですね)」


「本音の方が駄々漏れてるぞ黒子。まあ、わざわざ報告しなくとも分かる。
　 それは、俺の情報は確実だからだ。なぜなら……
　
　 黒子、黄瀬、緑間、青峰、紫原。お前らには盗聴器がついているからだ！！！」


「「「ﾌｧｯ！！！？？」」」


「あ、ついでにお前もだ」


「いやぁああああ知りたくなかったぁああああ！！！」



自分の身体をあちこち触る。
が、盗聴器らしきものは見当たらない。



「……というのは嘘だ」


「「「嘘かよ！！！」」」


「だって本当にやったら犯罪だろう？やるわけないだろう」


「え、赤司ならやりかねな……いや、何でもない」


「まあ、茶番はここまでだ。続きは開催地に着いてからにしよう」



そう言って赤司は、突然指をパチンと鳴らした。どこの跡○様かな？
と、呑気なことを思っていたその時。頭上から、大きな音がした。
何事かと重い、見上げる。そこにあったのは……



「これからお前たちは、このプライベートジェット機で、
　 赤司家所有の島に行ってもらう。そしてそこで、オリエンテーションを開く！」


「「「「「……はぁああああぁぁぁあああ！！！！！？？」」」」」



状況を理解できず、ただただ俺たちは驚きの声を上げた。

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