大食いの野生ちゃん、拾われました【ヒプマイ】

十九匹 ページ20

驚く事に、Aはマイクの影響を一切受けておらず

その殺気と身の子なしのおかげで怯んだ敵を一掃したA。

貴「りおー！」

理鶯「Aｯ､なぜ、あんな無茶をｯ!」

貴「だって、りおー、いたい、ちが、でてる。

りおー、じんじゃったら、ﾋﾞｸﾞｯ､ボク、やだぁｯ!!(ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ」

大粒の涙を流すAを抱き締めて頭を撫でる。

心配させてしまって、小官は軍人失格だな。

だが、Aが涙を流す程小官を思ってくれたのは、とても嬉しい事だ。

その後、騒ぎを聞き付けた銃兎に2人と1匹仲良く保護された←

銃兎「全く、何をしてるんですか!!」

理鶯「すまん。」

貴「ごめんなさい。」

仔猫「ﾆｬｰ。」

保護して数時間でたちまち回復した子猫。

今は3人仲良く銃兎からの説教を受けている←

銃兎「今回は軽い怪我等で済んだからいいものの

万が一何かあったらどうする気ですか!!」

左馬刻「うるせぇぞ銃兎!!声がデケェんだよ!!!!」

銃兎「うっせぇ今説教中だしょっぴくぞゴラァｯ!!!!｣←

左馬刻「やってみろよ、うさポリちゃんよォ!!!!」←

理鶯「む、争っているということは、2人ともお腹が空いているのだな。」

貴「りおー、ボクもおなかすーた。」

二人とも食べて来たから大丈夫だと言われたので、Aの分だけ作る。

子猫は、小官達は忙しく面倒を見れない故に里親を探す事に。

しかし小官達はその様な情報脳力はなく、左馬刻が

左馬刻「不本意だが、超不本意ですげぇ嫌だが、仕方ねぇ。」←

そう言って電話を掛けていた。

話してる最中不機嫌そうに隣から怒鳴り声が聞こえてきた←

銃兎に車の運転を頼み、車で池袋まで来た。

萬屋と看板のある家のチャイムを連続で鳴らす左馬刻。

銃兎は分かっているのか何も言わない。珍しいな。

一郎「ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯﾊﾞﾝｯ)うるせぇぞ左馬刻ｯ!!」

左馬刻「さんをつけろよクソ偽善者!!」

喧嘩しそうになった時にAが静かに殺気を出したせいで左馬刻は黙った←強by黒煙

理鶯「A。」

貴「ｽﾝｽﾝｯ､ｽﾝｽﾝｯ)……。」

一郎「ぅお!?な、なんだ!?；//」

Aが一郎の首元の匂いを嗅ぐ。

貴「ん、だーじょぶだ。」

理鶯「そうか、だいぶ人に慣れてきたんだな(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ」

貴「ふへへ、りおー！もっと!!(ｽﾘｽﾘ」

もっと撫でてと強請るAの頭を撫でる。

それをジッと見つめる一郎。何故そんなに見るのだろうか。

一郎「取り敢えず、まぁ、上がれよ；」

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