It will use the stand [ジョジョの奇妙な冒険] (ページ9)

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第九話 Left eye ページ9

「す、スタンド攻撃じゃッ！」

オレはなるべく花京院から離れないようにした。

ジョセフ、アヴドゥル、空条。ポルナレフと花京院、そしてオレ、岩埼(人1)だ。

ポルナレフは水筒を見据えながらオレと花京院に話す。

「…まさか、あの水筒にスタンドが？と、いうより今…水筒に…？」

「ポルナレフ、今はあの水筒からスタンドが出現しないか注意するべきだ。…そうだ、君が確認してきてくれ。」

時は迫る。時は止めれない…時を加速する事も…何も、出来ない。

「はぁあ？！イヤだねッ。」

そして、砂漠から何やら沸騰した水面のように、ンドゥールのスタンドが出現した。

「…ッ！！花京院、避けろッ！！」

瞬間

刹那、とも例えられるその時間。

確か事故に遭った時、人は時間の経過を何時間にも感じるとか、だったな。

まさに、その通りだった。まるでスローモーション(・・・・・・・・)のように、オレは左眼を切られた。

「ぐっ…ァアアッ！！」

「岩埼さん？！エメラルドスプラッシュッ！」

花京院とポルナレフは立ち上がると、ジョセフの呼ぶ車へと走った。

オレを抱えたのは花京院だった。高校生なのに、中学生のオレを抱えた。

今頃自分を責めているんだろうな。

「岩埼さん、しっかりして下さいッ。」

「花京院、代われいッ！ワシが見よう。隠者の紫(ハーミッドパープル)ッ！！」