It will use the stand [ジョジョの奇妙な冒険] (ページ4)

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第四話 Helper calling on ページ4

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そんな会話をしていると、思った通りだった。

「……まあ良い。この話は奴を迎えてからするとしよう。」

「…ジョースターさん、あんな奴を助っ人に迎えるなど不可能です。それに…彼は怪しすぎます。」

アヴドゥルが言ったがジョセフは首を横にも、縦にも振らない。

「しっかし、助っ人っつーのはよ、どんな奴だ？」

「……タロットの案じは「愚者(ザ・フール)」だ。」

アヴドゥルがタロットカードを手渡すと、ポルナレフは鼻で笑う。

「「愚者(ザ・フール)」？なんだか頭の悪そうな奴だな。」

アヴドゥルは溜息混じりに首を横にふるといった。

「心底敵でなくて良かったと思うぞ、お前はヤツに勝てん。」

「なんだとッ！言葉に気をつけろッ。」

アヴドゥルとポルナレフが言い合いをしていたが、ヘリが着陸した。

「…こいつは性格に問題があってな、連れて来るのに時間がかかってしまったのじゃ。」

ヘリからはSPW財団の二人。ジョセフは握手を交わす。

「……それで、どっちがスタンド使いだ？」

空条は一歩、踏み出すといつものようにポケットに手を収める。

「………………………」

「………………………」

二人は黙ったまま、オレを見ている。

空条はチラリとオレに目を配っただけで、もう一度聞いた。

「…どっちが、スタンド使いなんだ。」

「いえ、我々ではありません。」

一人がヘリの扉を開ける。そこには布きれがあった。