It will use the stand [ジョジョの奇妙な冒険] (ページ15)

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第十五話 Of leisure life ページ15

ジョースターたちはアヌビス神、パステト女神、セト神との戦闘なくカイロへと到着。

岩埼はこれ以上の入院は許されないと、ジョセフと医者の反対を押し切って同行した。

勿論、途中で敵スタンドと遭遇しそうにはなった。

しかしこの岩埼、療養しながらも抜け目はなかったのだ。

「…いよいよじゃ。」

エジプトカイロの人口は600万、建物だけでも2000万はあると考えられる。

その中でジョセフが念写したこの写真を頼りに探さなければならない。

探している最中、ジョースター達はカフェにへと寄った。

「すまんが、訪ねたい事がある。…この建物を見た事はないかね。」

暑く、湿度のない気候で1日中歩き周り探していたオレ達はクタクタだった。

特に岩埼は怪我もあってか、体力の消耗が激しかった。

「……旦那、ここはカフェですぜ。何か頼んでくだせェ。」

「…アイスティーを六つ。」

カフェのマスターは器用にも写真を見ながらグラスへとアイスティーを注いだ。

再び聞き込みをしようと、ジョセフは店の外に出ようとした。

「その館なら、見た事ありますよ。」

来た。賭け事が好きなダービー兄弟の兄だ。

「…待ちな、ジョセフ。おい…あんた、賭け事は好きか？」

「な、なにを言っておる岩埼ッ！先に館について聞くのが先じゃッ！」

そう焦んなさんな、と岩埼はダービーの座るテーブルに腰をかける。

「おい岩埼ッ、ワシらには今そうしてノンビリしとる時間などないのじゃッ！」

「…嗚呼、だからノンビリしてるんだ。」