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「おぉ、遅かったのぅブンちゃん」
「ブンちゃん言うな…」
「失礼します…」
お互いの色々を理解して放心状態で屋上の扉を開ける丸井と私。
「来たか松山。ここへ座って軽く自己紹介でもしてくれ」
「ウィッス…」
真田君の横へ…というか部員達の前へ座らされる。
丸井がテニス部だったという事実をまだ飲み込めてないんですけど…
早く言えよ…
「えっと…マネージャーというかお手伝いさんというか、まあそういう類を希望してます
松山Aです。なんとでも呼んでください。
丸井に騙されてたことに今気付いてショックな感じです…」
「オイ俺は騙してねーぞ！？」
そんな丸井の言葉を無視して私の事情等(前の学校で…とか)を上手くまとめて話してくれる真田君。
それに便乗して男に興味ないですよアピールをしてみる。
実際年下趣味じゃないし……かわいい中学生にしか見えないし……
「ええとなんか聞くところによれば男子テニス部さんは人気がおありなようでー…
なんですがワタクシ真田君が仰ったとおり転入してきたばかりでそういうことあんま知らなくてですね。
もし仮にこの面接で落ちたとしても誰か部員目的でマネ希望してるわけじゃないことだけは理解して頂きたい！！」
もうなんか面倒くさくなってそのまま言っちゃったけど大丈夫だろうか…？
「まぁ…俺は松山に偽りはないと信じて入部を許可しても良いと思っているのだが。どう思う？」
「俺も賛成。Aと青いアレで喋ったんだけどよ、結構いいやつだったぜ
あ、俺ジャッカル」
「ああ！きみがジャッカル君！」
いやいいやつ過ぎるよ、真田君とあんたはほんと。
ていうかいつだったかテニスコート周辺で会った人じゃんこの人
「まーちょっと驚いたけど俺も別にAは悪いやつだとは思わねぇし…
ジャッカルもいいっつってんだから賛成派だな〜」
「丸井は大事なことはもっと早く言おうネ」
「お前反対すっぞ！？」
「俺は皆に任せるぜよ」
ニヤッと笑ってそう言う銀髪。
相変わらず腹立つのでひと睨み。
「私は構いません、お手伝いしてくださる方なら大歓迎ですよ」
メガネ。
…こんな奴いたっけ？
と、現時点で黙っている者が二名。
やべぇ、そのうち一人は柳蓮二だ。(もう一人は知らん)
多数決では決まっていてもこいつの一言でひっくり返るなんてこともあり得る。
参ったな…
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幽霊部員(プロフ) - 全然更新できずすみません……コメントありがとうございます！！！頑張って続きかきます(笑) (2021年1月7日 15時) (
レス) id: e1bd195033 (このIDを非表示/違反報告)
財堂若也 - おもしろいですね！な、夏ちゃん？？と思いながら見てます！合宿のお話、楽しみにしてます！ (2020年12月12日 12時) (レス) id: f43141c8eb (このIDを非表示/違反報告)
平部員(プロフ) - あーちゃんさん» ありがとうございます(´;ω;｀)夏ちゃん嫌な奴になりすぎないよう努めます、、、！！ (2020年11月5日 1時) (レス) id: e1bd195033 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん - とても面白いです！夏ちゃんいい人のように見えて怖いですね、、、ヒロイン頑張って欲しいです。 (2020年11月4日 10時) (レス) id: a8b7d730eb (このIDを非表示/違反報告)
平部員(プロフ) - 白さん» ありがとうございます、、！！励みになります、更新遅いですが頑張ります(笑) (2020年9月12日 22時) (レス) id: e1bd195033 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幽霊部員 | 作成日時：2017年4月8日 22時
