浮気19 ページ20
『大丈夫デスカ』
二口「あーはい。」
『「…」』
いや気まづ｡私この人と初対面なんだけど､鬼畜ゲーかな？
とりあえず保健室に木兎さんが案内してくれたものの次試合だから！つって戻っちゃうし。気まづいが過ぎる。
取り敢えず消毒して止血してテーピングして…冷やした方がいいかな。消毒液とテープは持ってるけどガーゼとかは借りなきゃだな｡
ガーゼが入ってそうな引き出しを開けてみると3回目に開けた所でガーゼが入っていた。
取り敢えず消毒するか…､と思っているのだがずっと無言も流石に気まづい。こういう時何話せばいいんだろ…えっと…
二口「名前なんて言うんすか？あ､俺二口堅治です｡」
『へ？あぁ､椿本Aです｡二口くんね｡覚えた｡』
そう言うと二口君は
二口「名前呼びが良いです」
なんて､言ってくる｡
『ごめんね､名前呼びする人はもう決めてるの。』
二口「知ってます､タカヒロさん…ですよね？あの人何すか？彼氏ですか？」
なんて説明しよう…
『彼氏じゃないよ｡彼氏は及川…ウチの主将｡』
二口「え？だってあの人の事は苗字呼びでしたよね？」
めざといな､
『ウン…､まぁ色々あるんだよ｡気にしなくて良いから｡』
二口「気にしますよ､だって俺アンタの事気になってますもん｡」
は？あぁ…
『二口君ってもしかしてチャラい？』
あ､血ぃ止まった｡包帯の上にテーピング？いや､普通にテーピングで良いのかな｡
二口「今のは本気ッスよ｡」
二口くんが私を見てる様な気がするが､私は目を合わさない｡
『ふふ､嘘だ｡…よし出来た。』
綺麗に巻いてあるテーピング｡今日の私は我ながらよくできる｡
二口「嘘じゃないです！」
『先輩をからかうのはよしなさいよ。ほら部活部活｡』
二口「チッ｡」
二口君は私に続き保健室を出る。
そうだ､それが正しい｡
彼はきっと国見のように友達と恋愛が混ざってる気がするしそれにもし本当に好きなのであれば私には荷が重い。
嘘だらけの恋愛関係に純愛を持ち込めるほど私は器用ではないし｡
こうやって人の好意から逃げ続けるのが私の首を締めるなんて想いもしてなかった｡
二口「絶対に気付かせてやる…｡」
そんな言葉も私の耳には届かない｡
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はちあんみつ(プロフ) - リリィドール＊ガチめに低浮上さん» 本当に申し訳ございませんでした！私が確認した所はすぐに直させて頂きました｡教えて頂きありがとうございます！また誤字などありましたら教えて下さい！ (2019年6月26日 17時) (
レス) id: 5a63b25566 (このIDを非表示/違反報告)
リリィドール＊ガチめに低浮上(プロフ) - 清水先輩の名前は潔子さんですよ。清子ではなく…。よくある間違いですが。これからも更新頑張ってください、応援しています。 (2019年6月26日 14時) (レス) id: e60ca59755 (このIDを非表示/違反報告)
はちあんみつ(プロフ) - 国見千夏さん» 亀更新ですがこれからもよろしくお願いします！！ (2019年6月15日 7時) (レス) id: 5a63b25566 (このIDを非表示/違反報告)
国見千夏(プロフ) - いえいえ、とても面白い小説を書いていらして、参考にしています。これからも頑張って下さい (2019年6月13日 22時) (レス) id: 0d5b956ee7 (このIDを非表示/違反報告)
はちあんみつ(プロフ) - 国見千夏さん» ほんとだー！！！ありがとうございます！！ (2019年6月13日 21時) (レス) id: 5a63b25566 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はちあんみつ | 作成日時：2019年4月6日 13時
