検索窓
今日:15 hit、昨日:5 hit、合計:90,509 hit

91 繰り返し ページ41

『あ…敦…』


「どうしたの!?!?服!!俺の着て!!」


珍しく無気力とはかけ離れた大声で話す敦ジャージの下は体操服を着てたからそこが濡れていない事を確認して陽泉のジャージを借りた。

敦のだからやっぱり大きい。


「どうしたの?何があったの?またあいつに何かされたの?」


『ごめんなさい。ごめ……んなさい。』


「Aちん……?」


『敦ごめん…っ。私のせいだったんだよねっ…私が…何も出来てないからっ…今さら変わろうとしてもあの頃の皆は戻ってこない…私は何がしたかったの!?』


「え?え?Aちんどうしたの!?何があったの!!」


『もう嫌だよ…私のせいでバラバラになった皆をこれ以上見たくない。ごめんなさい…』


「………何言ってんの…?ねぇ…Aちん。変だよ?何があったの。」


「何やら騒がしいと思って来てみれば…どういう状況だ。」


「赤ちん…」


「A。僕の質問に答えろ。何があった。」


『…………ごめんなさい。』


皆がバラバラになった事が自分のせいだと感じている私の目の前に

赤司が来てしまった。


一番変わったのは赤司なんだ…



「一体何があったんだ…おいA!!僕の話を聞け!!」


“何があったんだい?俺で良ければ話くらい聞いてやれるが…?”


『ぁ……』


中学の赤司がフラッシュバックして余計責任を感じてしまう。


「はぁ…仕方ない。落ち着け。」


意識を向ければそこは赤司の腕の中だった。

92 自分が一番分かってる→←90 どうしたの。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (34 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
140人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

湯豆腐(プロフ) - 曲が分かりました!!頓珍漢の宴というボカロでした!!良ければ聴いてみてください(( (2018年1月28日 19時) (レス) id: f6c8369393 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:湯豆腐 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/bbs/su0203  
作成日時:2018年1月14日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。