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『あ…敦…』
「どうしたの!?!?服!!俺の着て!!」
珍しく無気力とはかけ離れた大声で話す敦ジャージの下は体操服を着てたからそこが濡れていない事を確認して陽泉のジャージを借りた。
敦のだからやっぱり大きい。
「どうしたの?何があったの?またあいつに何かされたの?」
『ごめんなさい。ごめ……んなさい。』
「Aちん……?」
『敦ごめん…っ。私のせいだったんだよねっ…私が…何も出来てないからっ…今さら変わろうとしてもあの頃の皆は戻ってこない…私は何がしたかったの!?』
「え?え?Aちんどうしたの!?何があったの!!」
『もう嫌だよ…私のせいでバラバラになった皆をこれ以上見たくない。ごめんなさい…』
「………何言ってんの…?ねぇ…Aちん。変だよ?何があったの。」
「何やら騒がしいと思って来てみれば…どういう状況だ。」
「赤ちん…」
「A。僕の質問に答えろ。何があった。」
『…………ごめんなさい。』
皆がバラバラになった事が自分のせいだと感じている私の目の前に
赤司が来てしまった。
一番変わったのは赤司なんだ…
「一体何があったんだ…おいA!!僕の話を聞け!!」
“何があったんだい?俺で良ければ話くらい聞いてやれるが…?”
『ぁ……』
中学の赤司がフラッシュバックして余計責任を感じてしまう。
「はぁ…仕方ない。落ち着け。」
意識を向ければそこは赤司の腕の中だった。
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湯豆腐(プロフ) - 曲が分かりました!!頓珍漢の宴というボカロでした!!良ければ聴いてみてください(( (2018年1月28日 19時) (レス) id: f6c8369393 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:湯豆腐 | 作者ホームページ:http://commu.nosv.org/bbs/su0203
作成日時:2018年1月14日 14時