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駅に着いて、そっと離れてしまった手が少し寂しかった。








本当はずっと繋いでいたかったな、、なんて思ってるのはきっと俺だけなんだろうな。






大ちゃんはよく恥ずかしいって言ってるし、仕方ないのかも。







それにしても今日はすっごく楽しかったな。









もっとずっと一緒にいたい…



できることなら離れたくない…









…………








…………









どうしよう…







俺って、すごく大ちゃんに執着してる気がする。








大ちゃんは俺にとって、初めてできた友達で、初めて好きになった人。









だからそんなことを考えてしまうのかな。





でもあんまり大ちゃんに執着してたら、きっと嫌われちゃうよね。






大ちゃんにだけは嫌われたくない…









「…………いのちゃん?」









「っ、え⁈」









「電車来たよ?」









「あ、うん…」






2人で電車に乗り込み、揺られながら家に帰った。









とにかく…









大ちゃんに嫌われないように気をつけよう。

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作者名:Tea time | 作成日時:2021年9月14日 16時

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