【黒バス】女遊びをやめた赤司君は彼女が好きすぎて困っているようです。

＊54 ページ15

・







あ「わあぁ…綺麗な顔…」







改めて見ると整った顔立ち…。




まあ、イケメンである。








赤「ん…A？」








あ「お、起きたの？…ってうわっ」







布団の中に入れられて、スッポリと征くんの腕の中に入った。





征くんの…息がかかって…徐々に顔の熱が上がっていく。







あ「ね、寝ぼけてるの？」







赤「ん〜？」








抱き締める腕を強くして、完璧に逃げれない状況である。




私が出ようとすると、征くんは私をぐるりとこっちへ向かせた。







赤「いい匂い…」






私の胸に顔を擦り寄せる。








あ「征くん！？…ちょっ、離して！」







これは完璧に寝ぼけてる…。








赤「うるさい…」








いきなり顔が近づいたと思うと、





唇を重ねられた。








あ「んぅ…っ！…ふあっ…ちょっ、征くん！」







赤「…んー」








寝ぼけた征くんの頭は、思考が回っていないようで、



ひたすら私の唇に吸い付く。







あ「…せい、くん！」







喋ったその瞬間を見計らったのか口内に舌を入れて、






あ「うぁ…んっ、ふぅ…！」









征くん、寝起き悪すぎるよっ！






その瞬間、口がやっと自由になった。








赤「…はっ！」







あ「せ、征くん？」







赤「…あれ、A。どうしたんだ？」








ちょっ…覚えてないんかい！







・

＊アンケート！←必読→←＊53

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す