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一日中小人に追い回され、大広間に夕食を食べに行った時にはヘトヘトになっていた。
『……あの小人、さすがにもう来ないわよね…？』
楽しみにしていた夕食を台無しにされては困る。
そう思った矢先、小人がトコトコと歩いてきて、目の前で止まった。
「ランスロット、あなたにです！」
まあまあな量のカードをポイッと私に渡す。
私はガックリ項垂れた。
『……もう、なんなのよ……』
？？「グリフィンドールの姫はモテモテだなぁ？」
後ろから聞こえてきた声に嫌気がさして、イライラしながら振り返ると、スリザリンのフリントとピュシーがいた。
ピュシー「そんな怖い顔するなよ…！美人が台無しだぜ？」
『あなたに言われても嬉しくないわ。なんの用？』
フリント「お前にプレゼントだ。俺からな。」
フリントが渡してきたのは、綺麗にラッピングされた箱。
恐る恐る開けると、そこにはチョコレートが入っていた。
『なんのつもり？』
フリント「お前は俺の好意を全く分かってないんだな。」
『分かりたくもないわよ。』
チョコレートは少し型崩れしていて、その中の1つは液のようなものが出てしまっていた。
……色からして、惚れ薬だろう。
フリントをじろりと睨むと、スリザリンの女子たちの目の前にドンッと置いた。
『マーカス・フリントからのバレンタインですって！』
ニコリと笑ってその場を後にする。
フリントをちらりと見ると、どんどん青ざめていく。
美味しそうなチョコレートだったので、女子たちは喜んで食べた。
その瞬間目がトロンとなり、フリントを見た彼女たちは彼に群がっていった。
フリント「お、おい！」
ドラコ「まさかAに惚れ薬を盛ろうとしたのか…！？」
『そのまさかよ。そういう人大嫌い。』
プイッと背を向け、スネイプ先生に報告に行った。
フリントは寮の得点を50点も減らしてしまい、解毒剤を作らされたのは言うまでもない。
ジョージ「よかった、Aが食べなくて」
『フリントのプレゼントなんか受け取るわけないでしょ。寒気がするわ。』
フレッド「もし食べてたら、今頃ベタベタしてたんだろ？俺だって寒気がするよ。」
ジョージ「言えてる。世界がひっくり返っても有り得ない！」
『当たり前じゃない！』
フリントは少し可哀想だったが、薬を盛ろうとするような人は、何があっても好きになれなかった。
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しなもんろーる(プロフ) - みおさん» ご覧頂きありがとうございます！私自身、ウッドも大好きなキャラクターなので、多めに登場させる節がありまして、(笑)これからも登場していますので、楽しんで頂けると嬉しいです！ (2022年2月27日 18時) (
レス) id: 90f5e9193b (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - ウッドとイチャイチャできる作品がなかったのでとても嬉しいです!オチは違うかもしれませんが、これからもウッドと何かあったら嬉しいな…笑 (2022年2月8日 0時) (レス) @page40 id: e030db3d3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しなもんろーる | 作成日時：2022年1月28日 0時
