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いつものようにロンのところに向かうと、丁度選手が入場してきた。
ロン「さぁ、プレイ・ボールだ。アイタッ！」
誰かがロンの頭の後ろを小突いた。ドラコだった。
ドラコ「あぁ、ごめん。ウィーズリー、気がつかなかったよ。」
そう言うと、クラッブとゴイルに向かってニヤッと笑った。
ドラコ「この試合、ポッターはどのくらい箒に乗っていられるかな？誰か、賭けるかい？」
ロンは答えなかった。
ジョージがブラッジャーをスネイプ先生の方に打ったという理由で、ハッフルパフにペナルティー・シュートを与えていた。
『あぁジョージったら！ドラコ、ちょっと静かにして！』
私はハラハラしながら試合を見ていた。
ドラコの声が煩わしいと思ってしまうほどに。
ドラコ「グリフィンドールの選手は気の毒な人が選ばれてるんだよ。ネビル・ロングボトム、君もチームに入るべきだね。脳みそがないから。」
ネビルが顔を真っ赤にしながら、後ろを振り返って、つっかえながらドラコに言い返した。
ネビル「マルフォイ、ぼ、僕、君が十人束になってもかなわないぐらい価値があるんだ」
ドラコもクラッブもゴイルも大笑いした。
試合から目を離す余裕がなかったが、
ロンは、神経が張り詰めて切れる寸前だった。
ハーマイオニー「ロン！A！ハリーが！」
ロン「何？どこ？」
ハリーが突然ものすごい急降下を始めた。
そのすばらしさに観衆は息をのみ、大歓声を上げた。
ハリーは弾丸のように一直線に地上に向かって突っ込んで行く。
ハリーはものすごいスピードでスネイプ先生の方に突進してゆく。
次の瞬間ハリーは急降下を止め、意気揚々と手を挙げた。その手にはスニッチが握られていた。
『試合終了よ！ロン！ネビル！何してるの！？グリフィンドールが首位に立ったのよ！』
試合が終わった瞬間、グラウンドに急いで降りた。
『ハリー！！』
ハリー「A！」
『あなた、新記録よ！こんなに早くスニッチを捕まえるなんて！あぁ、ほんとに凄いわ！』
ハリー「ありがとう！」
すると、次々と選手がグラウンドに降りてきた。
フレッド「ハリー！凄かったぜ！」
ジョージ「スネイプは悔しいだろうなぁ」
いつの間にかグリフィンドールの寮生が駆け寄ってきた。
遠くにロンとグレンジャーもいて、ピョンピョン跳ねていた。ロンはひどい鼻血を流しながら歓声を上げていた。
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しなもんろーる(プロフ) - 雷さん» 分かりにくいのですが、ランスロット家が存在を認めていないのは、家族内でのことなんです… ただ、主人公の両親は完全な純血主義なので、ウィーズリー家をあまりよく思っていません。家族ぐるみの仲ではないんです…分かりにくくてすみません泣 (2022年2月27日 18時) (
レス) id: 90f5e9193b (このIDを非表示/違反報告)
しなもんろーる(プロフ) - ホワイトチョコレートさん» 嬉しいお言葉、ありがとうございます…！是非これからも読んでいただけると嬉しいです！ (2022年2月27日 18時) (レス) id: 90f5e9193b (このIDを非表示/違反報告)
雷 - 疑問なんですがウィーズリー家って血を裏切る者じゃなかったでしたっけ？ランスロット家はマグルと関わりがあるものの存在を認めてないのに何で家族絡みで仲がいいんでしょうか？アンチとかではなく素朴な疑問なので時間がある時に答えてくれると嬉しいです (2022年1月29日 0時) (レス) id: 6fcf3b2a43 (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトチョコレート(プロフ) - とっても面白くて、一気に全部読んじゃいました！更新楽しみにしてます！ (2022年1月22日 22時) (レス) id: 9c2801bf33 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しなもんろーる | 作成日時：2022年1月18日 1時
