18 ページ19
．
談話室に戻ると、見覚えのある双子がソファを占領し、何やらコソコソと話していた。
私が入ってきたことには気づいていないようだ。
ちょっと驚かせてみようと思い、後ろから思いっきり、2人に抱きついてみた。
ギュッ
『何してるの？』
ジョージ「わぁっ！？A！？な、なんでもない！」
フレッド「驚かせるなよ！肝が冷えたよ。」
『ふふっ、ごめんってば。で？何してたの？また悪戯？』
フレッド「ご名答！A、ここおいで。」
フレッドが2人の間に座らせてくれた。
話をよくよく聞いていると、フィルチにどんな悪戯をするか、話し合っているらしい。
『フィルチさん、怒らないの？』
ジョージ「もちろん、毎回カンカンに怒ってるさ！」
『え！？それって大丈夫なの…？』
フレッド「ははっ、姫は僕たちの力をまだ信じてないみたいだぜ。」
ジョージ「姫も一緒にやるかい？意外と楽しいぜ！」
『その呼び方やめてよ、好きじゃないの。それにやらない！見てる方がきっと楽しいわ。』
パーシー「A、もっと言ってやって！こいつらときたら、全く言う事聞かないんだ。」
上級生と一緒にやってきたパーシーは、どうやらフレッドとジョージのことで困り果てているようだった。
『もしかして、反抗期？』
フレッド「やだなぁA、」
ジョージ「それじゃまるで僕たち」
フレジョ「「こどもみたいだ！」」
『はぁ…2人は誰が見ても立派な
フレジョ「「A！！！」」
そんなこんなで盛り上がっていると、ハーマイオニー・グレンジャーが近づいてきた。
ハーマイオニー「あの、」
ジョージ「どうした？何か用か？」
ハーマイオニー「アー、2人じゃなくて、その、」
フレッド「あぁ、Aかい？」
『私？』
ハーマイオニー「あ、あの、飛行訓練、木曜日から始まるそうよ。スリザリンと合同らしいわ。」
『そう、わかった。ありがと』
彼女のことは未だによく思っていない。
成績は確かにいいが、性格がどうも合わないみたいだ。
だが最近は、初めて会ったときのような、威張った話し方はしなくなっていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 340人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハリーポッター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
しなもんろーる(プロフ) - 雷さん» 分かりにくいのですが、ランスロット家が存在を認めていないのは、家族内でのことなんです… ただ、主人公の両親は完全な純血主義なので、ウィーズリー家をあまりよく思っていません。家族ぐるみの仲ではないんです…分かりにくくてすみません泣 (2022年2月27日 18時) (
レス) id: 90f5e9193b (このIDを非表示/違反報告)
しなもんろーる(プロフ) - ホワイトチョコレートさん» 嬉しいお言葉、ありがとうございます…！是非これからも読んでいただけると嬉しいです！ (2022年2月27日 18時) (レス) id: 90f5e9193b (このIDを非表示/違反報告)
雷 - 疑問なんですがウィーズリー家って血を裏切る者じゃなかったでしたっけ？ランスロット家はマグルと関わりがあるものの存在を認めてないのに何で家族絡みで仲がいいんでしょうか？アンチとかではなく素朴な疑問なので時間がある時に答えてくれると嬉しいです (2022年1月29日 0時) (レス) id: 6fcf3b2a43 (このIDを非表示/違反報告)
ホワイトチョコレート(プロフ) - とっても面白くて、一気に全部読んじゃいました！更新楽しみにしてます！ (2022年1月22日 22時) (レス) id: 9c2801bf33 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：しなもんろーる | 作成日時：2022年1月18日 1時
